ええフォト!なら【ならの秋まつり編】
朝晩はだんだん涼しく、秋風が心地よく感じる季節になってきました。
食欲の秋、スポーツの秋など、秋はさまざまなことが楽しめますが、じつはお祭りの季節でもあります。
奈良の寺社などでは毎年個性的なお祭りが行われています。
そこで今回は、10月に行われる奈良の秋まつりを12回にわたってご紹介します。
見応えのあるさまざまな秋まつりに盛り上がりましょう!
玉置神社 例祭
2018年9月28日掲載
玉置山(標高1076m)の頂上近くにある玉置神社。
毎年秋に行われる「例大祭」では、白い弓矢を手にし、巫女の装束をつけた男子の神子が舞楽を奏する珍しい「弓神楽」の奉納があります。
また、当日は餅まきなどのイベントも楽しめます。
開催日:10月24日(水)9:30頃~
問い合わせ先:0746-64-0500
大神神社 秋の大神祭
2018年9月26日掲載
崇神天皇の頃からはじまった大祭で、秋の収穫を感謝し、人々の平安を祈ります。
4人の巫女が三輪山の神杉を手に舞うお神楽「うま酒みわの舞」の後、氏子の子どもたちが太鼓台を曳き回し、神前に供えられた紅白小餅を配ります。
開催日:10月24日(水)10:00~
問い合わせ先:0744-42-6633(大神神社)
吉野山秋祭り
2018年9月25日掲載
「吉野山秋祭り」は吉野山のすべての神社の神嘗祭で、五穀豊穣を感謝します。
吉野山の上町・中町・下町のそれぞれのふとん太鼓が街中を練り歩き、蔵王堂前に集結!
祭礼後にはたくさんの御供が撒かれ、地元の人や観光客でにぎわいます。
開催日:10月21日(日)9:00頃~
問い合わせ先:0746-32-1007 (吉野山観光協会/月曜、水曜、金曜10:00~16:00)
談山神社 嘉吉祭(かきつさい)
2018年9月21日掲載
「嘉吉祭」は南朝の遺臣が起こした戦を逃れて橘寺に移されていた談山神社の御神像が、3年後の嘉吉元(1441)年9月に戻されたことを祝しはじまったおまつりです。
「百味の御食(ひゃくみのおんじき)」とよばれる神饌は、多武峰の秋の収穫物をふんだんに使った色鮮やかで芸術的なお供え物です。
開催日:10月14日(日)10:00~
問い合わせ先:0744-49-0001(談山神社)
八柱神社 題目立(だいもくたて)
2018年9月19日掲載
八柱神社で行われる「題目立」は、素襖を着て弓を持った17歳の若者を中心に行われます。
所作や動作をほとんど伴わず、独特の節をつけて源平合戦を題材にした物語を語ります。
中世の語り物芸能の面影を伝える民俗芸能として、国の重要無形民俗文化財に指定され、2009年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。
開催日:10月12日(金)19:00頃(予定)~
問い合わせ先:0742-34-5369(奈良市教育委員会文化財課)
村屋神社 秋祭り
2018年9月18日掲載
「縁結びの神様」として知られる村屋神社。
代々神楽は村屋神社独自のもので、1000年以上受け継がれてきた伝統芸能です。
「平神楽」「扇の舞」「剣の舞」などさまざまな神楽が舞われます。本宮の13時30分から。
開催日:【宵宮】10月9日(火)17:00~、【本宮・秋季例大祭】10日(水)11:00~
問い合わせ先:0744-32-3308(村屋神社)
ホームページ:http://murayajinja.com/
奈良豆比古神社 翁舞(おきなまい)
2018年9月14日掲載
奈良豆比古神社の例祭の宵宮で奉納される「翁舞」。
万葉歌人として知られる志貴皇子の子、春日王の病気平癒祈願のために舞を奉納したのがはじまりとされます。
翁舞は猿楽のもとになったとされる古い舞ですが、なかでもこの神社の翁舞は、3人の翁による祈祷の舞など独特の舞が伝わります。
開催日:10月8日(月)20:00頃~
問い合わせ先:0742-23-1025(奈良豆比古神社)
門僕神社 曽爾(そに)の獅子舞
2018年9月12日掲載
「曽爾の獅子舞」は300年以上のあいだ途切れることなく続いている伝統行事で、「神前の舞」「悪魔払」「参神楽」「獅子踊り」などさまざまな舞が見られます。
最後を飾る「接ぎ獅子」は肩の上に獅子が乗り、3人掛かりで舞うダイナミックな舞です。
開催日:10月7日(日)8:00頃~
問い合わせ先:0745-94-2104(曽爾村教育委員会)
丹生川上神社[中社] 小川祭(おがわまつり)
2018年9月10日掲載
8つの氏子の集落から8連の太鼓台が繰り出され、色とりどりの法被を着た担ぎ手たちが勇壮に境内を練り歩きます。
「けんか祭」とも呼ばれ、太鼓台の荒々しい競い合いが見どころです。
なお、太鼓台奉舁安全祈願祭の「水の舞」は9時から行われます。
開催日:10月7日(日)12:30頃~
問い合わせ先:0746-42-0032(丹生川上神社[中社])
水越神社 秋季大祭
2018年9月7日掲載
本宮祭ではお渡りの列が10時に神社を出発し、戻った後は笛や太鼓、ベンザラという竹の楽器を演奏する「神拝」、「翁」の舞い、儀式的所作をする「相撲」の3種類の神事芸能が奉納されます。
氏子の安寧を祈願する式の中心となるのは、渡御衆(とぎょしゅう)の12人です。
宵宮、本宮ともに舞が奉納されます。
開催日:【宵宮祭】10月6日(土)20:00~、【本宮祭】10月7日(日)10:00~
問い合わせ先:0742-94-0523(水越神社)
往馬大社 例大祭(火祭り)
2018年9月5日掲載
往馬大社で行われる古式ゆかしい火の行事です。
7日の本祭「火祭り」では、御輿の渡御、神楽、火取りなどが行われ、上と下に分かれた氏子の競争による神事は「勝負祭り」「喧嘩祭り」ともよばれます。
神前から火を取り出すことが最大の特色で、県の無形民俗文化財に登録されています。
開催日:【宵宮祭】10月6日(土)19:00~、【宮太鼓奉納】20:00~、【本祭】10月7日(日)10:00~、【火祭り】14:00~
問い合わせ先:0743-77-8001(往馬大社)
手向山八幡宮 転害会(てがいえ)
2018年9月3日掲載
奈良時代から東大寺境内に建立以来の古い歴史を持つ「転害会」。
手向山八幡宮で神事、12時(予定)から転害門で祭式が行われます。
また同日、明治の神仏分離の際に東大寺に移された国宝・僧形八幡神像の特別開扉もあります(於 東大寺)。
開催日:10月5日(日)9:00~ ※神事は雨天決行、転害会は雨天中止
問い合わせ先:0742-23-4404(手向山八幡宮)