vol.21 あざさの花咲く町で愛を語ろうin三宅町
掲載日:2016年3月11日
①町花「あざさ」(準絶滅危惧種) 5月~10月が見頃
グローブの名産地は恋人の聖地
ナイピッチー!これ?みやっぴぃの刺繍入りグローブ(⑪)だよ。三宅町は皮革スポーツ製品の生産がさかんなんだ。オーダーグローブは最高品質のものを驚きの価格で作れ、全国から注文が殺到するほど。みやっぴぃも作ってもらったよ♪
野球の練習も終わったし、三宅町のいいところを紹介しちゃうね!
三宅町のいいところ、その1。歴史が長~い!
三宅町の名前は、「屯倉(みやけ)」に由来しているよ。屯倉とは、大王(おおきみ、のちの天皇)が直接経営した土地のこと。古代の三宅町は「倭屯倉(やまとのみやけ)」と呼ばれていて、天皇直轄地(②)だったと考えられているよ。
それを裏付けるようなビッグニュースが!三宅町古墳群の1つ、瓢箪山古墳(③)は、今よりひとまわり大きな古墳だったことがわかったよ。6世紀頃の古墳で、「倭屯倉」を管理していた古代豪族のお墓かもしれないとか…。日本でも2番目に小さい町だけど、その歴史は1500年以上!?
その2。古代道が通る聖徳太子ゆかりのまち!
三宅町は「太子道(筋違道・すじかいみち)」(④)という古代の道が縦断しているよ。これは飛鳥時代、聖徳太子さまがおうちのある斑鳩から、推古天皇のお宮がある飛鳥までかよったという道。
この道沿いには、太子さまの伝説が残っているよ。屏風白山神社には、立ち寄った太子さまが座ったという「腰掛石(こしかけいし)」(⑥)や、愛馬黒駒をつないだ「駒つなぎの柳」の跡(⑫)。向かいの屏風杵築神社には、太子さまが井戸を湧かしたという「屏風の清水伝説」…。屏風の地名も、屏風を立てて太子さまをおもてなしをしたことに由来するんだって。
毎年11月には法隆寺から飛鳥まで太子さまを偲んで歩くご一行をおもてなしする「太子道の集い」(⑤)という催しがあるよ。聖徳太子像ご一行を屏風杵築神社でお迎えするほか、イベントいっぱい♪
その3。「あざさ(①)」の咲く恋人の聖地(⑦)
『万葉集』にはおおらかに愛を詠った歌が多いよね。太子道の途中にも、愛の歌を刻んだ万葉歌碑(⑧)があるよ。あざさの髪飾りをつけた美しい女性に会うため、三宅の原をかよったっていう三宅町ゆかりの歌だよ。
あざさは池や湖に生える水草で、黄色い小さな花を咲かせるよ。季節になれば、この万葉歌碑の前をはじめ、町のいろんなところでかわいい花が見れちゃう!
そんな恋の歌が残り、愛の花が咲く三宅町は、恋人の聖地にも選ばれているよ。歌碑のおとなりには、愛を語らうのにぴったりなハートマーク付ラブチェアや、「陽(ひかり)の風景(⑨)」というモニュメントが。これと対になるのが、「音の風景(⑩)」という中央公園にあるモニュメント。毎日17時15分から21時まで太陽光電力でLEDライトが点灯!ラブラブな2人でいつまでも座っていたいね。
これでスリーアウト、チェンジ!三宅町の魅力にノックアウト!今すぐ三宅町に来たくなっちゃったでしょ!
三宅町 みやけちょう TEL 0745-44-2001(代)(三宅町役場) |
スポット紹介
②あっ、ちっちゃなみやっぴぃ!ここで三宅の由来がわかるよ | ③手前が瓢箪山古墳。ほかにも古墳がたくさん! | ④これが太子道だー! | ⑤太子道の集いのようす。飛鳥時代の行列もこんな感じだったのかな~ |
⑥腰掛石。座るのにぴったりの大きさだね | ⑦ラブチェアにみやっぴぃと座ろうよ♪ | ⑧万葉歌碑の揮毫は国文学者の犬養孝先生 | ⑨太陽の向きにあわせてリングを動かすと…☆ |
⑩イベントになると鐘を鳴らせるよ♪気になるあの子に告白しちゃお! |
みやっぴぃ 出身地:三宅の原 みやっぴぃは、万葉の愛の花「あざさ」をイメージした花の妖精で、会う人をしあわせ気分にしてくれちゃうよ。あざさの花の色である黄色が大好きなんだ。おじいちゃんやおばあちゃん、子どもたちが大好き、遊ぶのも大好き!そんなみやっぴぃが尊敬する人は、聖徳太子さんと忍性菩薩さんなんだって。お2人みたいになれるといいね。 |
みやっぴぃがいく 南都銀行川西支店
三宅町のおとなり、川西町にある川西支店にお邪魔したよ。川西町と三宅町は同じ磯城郡の町!行員さんもみやっぴぃのことをよく知ってくれてるんだ♪嬉しいな♪
川西支店のみなさんと記念撮影だよ | わあい!みやっぴぃの通帳だ♪ |