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vol.33　弥生時代にタイムトリップ！ in田原本町

掲載日：2018年11月14日

弥生のムラを探検だト～ン！

ん？

んんん？

じゃ～ん！　楼閣をバックに記念写真を撮っちゃった♪　どう？キマった？
ところで、いま立っている場所、わかる？
ここは、唐古・鍵遺跡史跡公園。
2018年の4月にオープンしたばかりの、奈良県唯一の、弥生時代の史跡公園なんだトン。

楼閣は史跡公園のシンボルなんだよ！　もっと近くに行ってみるトン！

うわ～、すごい迫力だね！
当時の土器に描かれていた絵から復元した楼閣なんだ。
唐古・鍵遺跡は弥生時代に稲作が行われていたことをはじめて証明した集落遺跡で、九州から東海・中部地方まで、広い地域の流通センターとしての役割を果たしていたんだよ。

ここに住んでいた弥生人は、絵が上手だったんだなあ！
絵画土器は史跡公園から南に、車で約5分の距離にある唐古・鍵考古学ミュージアムに展示されているから、ぜひ見に行ってみてね。

唐古池だトン！　池の底からは、たくさんの生活の跡がみつかったんだ！
唐古・鍵遺跡の発掘調査の、いわば原点とも言える場所なんだよ。
弥生のムラの周りには何重もの環濠が掘られ、ムラを敵から守ったり、運河の役割もあったんだ。
公園には環濠も復元されているよ。橋が架かっている溝が環濠だトン♪

ところで次の写真のなかに環濠が何本あるかわかるかな？

正解は……。

見えている風景の中に5本もの環濠（青く塗った部分）があるんだトン。
遠くは少～し見にくいけど、史跡公園に行ったらぜひ確かめてみてね！
これは楼閣の西側にある、大型建物跡だトン。た～っくさん、柱が復元されているよ。

…はるか弥生時代に思いをはせてみたり。。。

発見された柱の穴を、当時のまま展示しているのが、史跡公園にある遺構展示情報館だよ。
遺構展示情報館に行くためには、2つの大きな環濠を渡らなきゃ。

幅10mもあるんだトン。昔は手で掘ったんだって！すご～い。
さあ、ここが遺構展示情報館。入口には楼閣くんがいるトン♪

中には巨大な柱や柱の穴が、臨場感たっぷりに展示されているよ！

おおお～！でっか～い。

田原本の特産品やおいしいパンが食べたくなったら

いっぱい歩いたトン、そろそろおなかがすいたなぁ。。。
そんなときは～！

道の駅レスティ唐古・鍵に行こう！
公園の筋向かいにある、2018年4月にオープンした道の駅だよ！

寄棟造りの大屋根が目印だトン！

駅内には歴史を学ぶコーナーや、「銅鐸（どうたく）を叩いてみよう」コーナーもあるけど、今は、これとか、これとか～、あんなのとか…、

食べ物ばっかり目に入っちゃうトン！

見るに見かねてスタッフさんがパンをくれたよ！ありがトン！
道の駅の1階「Kagi Bakery」の「黄金の生食パン極」は、高級カナダ産小麦粉100%使用のバター、生クリーム、はちみつ入りの高級食パンなんだ♪
ぜひ食べてみてトン！

満腹になったら、3階に上ってみて！テラスから史跡公園が一望できるよ！
気っ持ちい～～～～～トン！

美の神様・鏡作神社にお参り

もちろん唐古・鍵遺跡以外にも、田原本の見どころはたくさんあるよ♪
ここは鏡作（かがみつくり）神社。鏡作神社には三柱の神様が祀られているんだ。

そのなかの石凝姥命（いしこりどめのみこと）は、天照大神が天の岩戸に隠れたときに「八咫鏡（やたのかがみ）」を作ったといわれている神様なんだよ。
鏡は昔からきれいなものの象徴だったし、鏡はきれいなものを映すもの。
だから鏡作神社は、美容師さんや鏡業界の人の参拝が多くて、美の神様ともいわれているんだ。