vol.20 法隆寺の次はココへ! in斑鳩町
掲載日:2016年1月19日
①法輪寺山門
斑鳩歩きをもっと楽しく、より深く!
斑鳩町が誇る世界最古の木造建築物で世界遺産の法隆寺は、みんな知ってるよね!ところで、せっかく斑鳩町に来たのに、法隆寺だけ見て帰るなんてもったいないことしてなーい?斑鳩町には、ほかにも訪ねたい名所がいっぱいあるのに。
でも、どうやって探したらいいかわかんない?そんなときは、法隆寺門前にある法隆寺iセンター(②、④)に行って、情報収集しよ!(③)ガイド本に載ってない耳より情報が手に入るかも。
いま知りたい?しょうがないな~。たとえば、斑鳩町には聖徳太子ゆかりの史跡がたくさんあるよ。その1つが史跡・三井(⑪)聖徳太子が開掘した3基の井戸の1つ「赤染井(あかいぞめい)」と伝えられているよ。三井のすぐ南にある法輪寺(①)の別名「三井(御井)寺」は、この井戸に由来してるんだって。
法輪寺は、山背大兄王が父である聖徳太子の病気平癒を願って、622年に建立したと言い伝えられているお寺。歴史の長さは法隆寺にひけをとらないよ。重要文化財に指定される仏像や寺宝が山ほど!ぜひ拝観していってね。お寺の象徴ともいえるのが法輪寺三重塔(⑤、⑥)。法隆寺五重塔、法起寺三重塔とともに斑鳩三塔に数えられ、日本最大最古の三重塔として国宝に指定されていたけど、戦中に落雷で焼失しちゃったんだ。いまの塔は、昭和50年(1975)に再建されたもの。再建は戦後の混乱期で何度も中断したけど、当時の井ノ上慶覚ご住職の努力と、小説『五重塔』を書いた幸田露伴の娘、幸田文さんの協力もあって、創建当初の姿で蘇ったんだ。
それから、法輪寺や法隆寺の創建時に瓦を焼いた登窯(のぼりがま)とされる遺跡が見つかっているよ。それが国史跡・三井瓦窯跡(⑦)。飛鳥時代から奈良時代にかけて使われていたと考えられているよ。
龍田神社(⑧)にも太子の伝説が。太子が法隆寺を創建する際、法隆寺の鎮守社として風神を祀ったことにはじまるといわれているんだ。そして竜田といえば、竜田川(⑨)はハズせない!世に聞こえた紅葉の名所(⑩)だね。春も桜がキレイだよ~。こんなふうに、いろんなところを歩いて(サイクリングもイイネ!)、斑鳩町を楽しみ尽くしてね。
斑鳩町 いかるがちょう TEL 0745-74-6800(斑鳩町観光協会/法隆寺iセンター) |
スポット紹介
②法隆寺夢殿(創建時)を復元した模型! | ③展示品やビデオ映像で予習してもイイネ♪ | ④レンタサイクルもあるよ。サーイクリングサーイクリング♪ | ⑤法輪寺三重塔。ぼくの頭も塔だよ。Wで塔! |
⑥旧塔の心礎の複製だよ。現物は現在の塔にそのまま使われてるんだ | ⑦国史跡・三井瓦窯跡(みいがようせき) | ⑧龍田神社。目の前の道は奈良街道だよ | ⑨県立竜田公園に来たよ。赤い堂山橋が雅なカンジ! |
⑩紅葉がホントにきれいだ~!一首詠んじゃおうかな |
パゴちゃん 出身地:斑鳩町 |
パゴちゃんがいく 南都銀行法隆寺支店
役場のすぐ西にあるのが法隆寺支店だよ。世界最古を冠する世界遺産・法隆寺のお膝元で、世界一のサービス目指して頑張る行員さんたちに出会ったよ!
みんなでイェ~イ!記念写真を撮ったよ♪ | 通帳を作ってもらっちゃった |