vol.12 古きを温ねて新しきを知る in大和高田市
掲載日:2015年4月17日
満開の桜がいろどる伝承を探しに行こう!
きゃっきゃっ☆桜のトンネルみたいできれい~♪これは高田川の桜並木、通称〝高田千本桜(①)〟♪奈良を代表する桜の名所だよ♪ところで、むかし高田川は町のまんなかを流れていて、雨がたくさん降ると水があふれてたいへんだったの!だから、昭和7年から11年かけていまのかたちになるよう付替工事をしたの☆中央道路は川を埋めてつくられた道で、道ぞいに歴史顕彰碑と橋の一部(⑩)が残されているよ♪全部で5つ、見つけられるかなっ?
今日はみくちゃんと一緒に、そんな大和高田のいまむかしをめぐっちゃおうね!
どこに行こうかな~♪るんるん♪あっ、さざんかホールにある機械じかけのおおきな時計、からくり時計(⑥)の音楽が聞こえるよ♪10時から15時までの1時間ごとに動いて時間を教えてくれるの♪
そうそう、7月7日に行う蓮取り行事(②)は有名ね♪同じ日に吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)で行われる「蓮華会(れんげえ)」という法要の一部だよ♪この捨篠池(すてしのいけ)で蓮をとって吉野に持って行くよ☆池には修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)のお母さん・刀良売(とらめ)御前にまつわる一つ目蛙の伝承(③)があって、修験道と関わりが深いところなの♪そして何といっても福田寺(ふくでんじ)行者堂(④)!刀良売御前が余生をすごしたところで、役行者の誕生地とも、役行者が刀良売御前の菩提をとむらうために建てたお寺ともいわれているよ☆蓮取り行事でもここを訪れるよ♪ご本堂には役行者が彫ったとされる役行者像や刀良売涅槃像(とらめねはんぞう)など、ゆかりの寺宝がたくさん♪境内には六地蔵(⑤)と呼ばれるお地蔵さんたちがいて、日照りがつづくと、そのうちの1体に縄をかけて、池にほうりこんで雨をお祈りしたってお話もあるの♪
磐園(いわその)小学校のすぐ近くにある有井にも、弘法大師が掘ったといわれる井戸(⑦)の言い伝えがあるよ♪井戸の西側に、弘法大師が建てたという仏堂もあったんだって。時代がかわってなくなるものもあるけど、むかしの姿が残っているところもあるよ!横大路(⑧)がそう。ここは『日本書紀』の「大道」のルートと重なっていて、日本最古の国道(官道)と呼ばれるほど歴史のある道☆伊勢街道・初瀬街道につづいているから、江戸時代は参詣道としてにぎわったそう♪町並みもステキなの♥
大和高田は源義経や恋人の静御前とも縁がふかくて、春日神社に義経の七つ石(⑨)の伝承もあるよ♪義経一行が兄の頼朝から逃げるとき、この石に腰かけてひとやすみしたそうなの☆ほかにも静御前に関する言い伝えがいっぱいだよ!
いろんなひとが生きた時代があったから、みくちゃんたちがいるんだね♪これからも歴史や古い言い伝えを大切にしながら、昔のひとにも胸をはれるステキな未来をつくっていこうね♥
大和高田市 やまとたかだし TEL 0745-22-1101(大和高田市役所 企画法制課) |
スポット紹介
①高田千本桜 奈良でも有名な桜の名所だよ♪とってもいやされるぅ~ | ②奥田の捨篠池 蓮取り行事 室町時代からつづく行事なの♪ | ③奥田の捨篠池一つ目蛙の伝承碑 ふしぎな言い伝えをつたえているの☆ | ④福田寺行者堂 役行者がご本尊だよ。境内とご本堂もキレイ☆ |
⑤福田寺行者堂 六地藏 日照りがつづいたらお祈りにこようね | ⑥さざんかホール からくり時計 かわいい音楽隊が楽しいメロディをかなでてくれるよ♥ | ⑦有井の弘法大師井戸 小学生のお友だちを見守っているのかも♪ | ⑧横大路(長谷街道)の町並み きゃ~っ♪こんなおうちに住みたい♥ |
⑨義経の七つ石 義経はどんな気持ちで座っていたのかな… |
みくちゃん 出身地:大和高田市 平成9年の市制50周年の年に誕生した女の子・みくちゃん。「未来」を「みく」と読んで名付けられたよ。みくちゃんの名前には大和高田市が未来へはばたきますようにという願いがこめられているの。現在〝未来へはばたき大使〟として活躍中!頭のうえにあるのは市の木「さざんか」のお花で、チャームポイントだよ♥ |
みくちゃんがいく 南都銀行高田支店
高田支店は最近移転して、新しくてキレイな建物になったよ♪とっても広くてつかいやすいの☆行員さんたちもたくさんいるよ♪若い人もベテランさんも一丸となって、み~んな地域のために何ができるか考えてるのっ♪みくちゃんと一緒にがんばろうね♥
みんなで記念写真♥ | るんるん♪みくちゃんの通帳を作っちゃった♪ |