曽爾高原湧水群
掲載日:2017年4月24日
榛原支店の桝本です。私が紹介するのは、2008年に平成の名水百選に認定された「曽爾高原湧水群」です。亀山の中腹にあるお亀池を中心として点在する曽爾高原湧水群は、希少な湿原植物のサギスゲを含む、豊かな生物を育む源となっています。これらの自然を維持するための保全活動として春先に行われる山焼きは約千年の歴史があるそうです。湧水は、地域の生活用水や農業用水として利用されるほか、曽爾高原のレストランや「曽爾高原ビール」の醸造にも使用されています。
豊かな生物を育む源
曽爾村はぬるべの郷といわれ、古くから上質なうるしが採れ、倭武皇子が曽爾村に漆部造を置いたのがうるし塗りの始まりといわれています。豊富な湧水が上質なうるしを育む源となったと考えられています。
販売所あります!
曽爾高原お亀の湯から400m下ったところに、2014年4月、名水販売所が開設されました。
20ℓ100円で販売されており、この湧水でごはんを炊いたり、コーヒーをいれるとおいしいですよ。容器等は販売されていないので、訪れる際は、容器等を持参してくださいね。
DATA
名称 | 曽爾高原湧水群 |
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住所 | 奈良県宇陀郡曽爾村太良路 |