森のオーベルジュ星咲～きらら～

掲載日：2019年10月8日

一人一人にあわせたおもてなし

曽爾村に今年7月にオープンした宿泊施設を備えたフレンチレストラン「森のオーベルジュ星咲～きらら～」。完全予約制で、しかも１日１組限定というこちらでは、お客さま一人一人に合わせたおもてなしをしてくれるので、お店に足を踏み入れてから帰る時まで感動の連続。
お店は、標高550メートルほどの高台にあり、目の前に曽爾の自然が広がっている。店内には風がよく通り、とても心地よく、夏でもクーラーなしで過ごせる。夜になると満点の星空が目の前に広がり、お店の名前の「星咲（きらら）」もここから生まれたという。昼と夜、それぞれの美しい景色を独り占めすることができ、とっても贅沢なひと時を過ごすことができる。
木をふんだんにつかった店内はぬくもりがある。コンセプトは「絵本の中にでてくる“むし”がおもてなしをするイメージ」だという。“むし”が自分で家をつくってお客さまをおもてなしするとしたら・・・と想像して、ドアノブを木の枝にしたり、木のカップで照明をつくったりと、とにかく１つ１つのアイデアがすばらしい。森のオーベルジュにふさわしいデザインだ。
オープン時にいただいたお花もドライフラワーにして飾られていたりと、お二人のあたたかい人柄がアットホームな店内をつくりだしている。

里山フレンチ

こちらでは、フランス料理をベースに、自家製野菜や地元の食材をふんだんに盛り込んだ「里山フレンチ」を提供している。その時期にその土地で食べるからおいしいと、季節ごとに食材を吟味し、素材の味を活かした味付けとなっている。お店の下に広がる農園で採れた野菜や大和ポーク・大和牛など県産食材の料理、そして心のこもった丁寧なサービスが訪れる人に至福の時を与えてくれる。
料理は見た目にも色鮮やかで、一品一品丁寧に心を込めてつくられているのが伝わってくる。器は同じ曽爾村の曽頼窯のものを使用しているので、お料理との調和も楽しんでもらいたい。

私が作っています

まったりとした空間に酔いしれる

オーベルジュとは、フランス語で“宿泊付きのレストラン”という意味。ということで、冒頭で紹介したとおり、こちらでは宿泊も行っている。
宿泊スペースに入ってまず感じるのはひのきのいい香り。部屋はナチュラルテイストで女性好みのデザイン。しかも、広々としているため４名まで泊まることができ、女子会での利用もアリかも。会話が弾み、仲間との絆も深まりそう。レストランと同様に、部屋やお風呂からも、絶景を楽しむことができ、日常から離れてゆったりとした時間を満喫できる。ウッドデッキでシャンパンやワインを飲みながら景色や星空を眺めるのもいいだろう。おいしい食事とともに、曽爾の朝、昼、夜それぞれの景色を楽しんでいただきたい。料理はもちろん、お二人の心のこもったおもてなしに感激すること間違いなし！「ここに泊まるために曽爾を訪れたくなる！」そう感じさせてくれるお店だ。

森のオーベルジュ星咲～きらら～ DATA

TEL	0745-88-9155
住所	奈良県宇陀郡曽爾村小長尾658-1
ホームページ	https://kirara-soni.com
アクセス	近鉄榛原駅もしくは近鉄名張駅から車で25分
営業時間	LUNCH 11:30～15:00（L.O.13:00） DINNER 17:00～22:00（L.O.20:00）
定休日	水曜日
駐車場	有
おすすめ利用シーン	家族、友人、女子会
その他	完全予約制、１日１組限定