今里の蛇巻き
更新日:2016年7月19日
蛇に込められた豊穣の祈り
6月の第1日曜、今里の杵築神社で蛇巻きの行事が行われる。蛇巻きは、旧暦の5月5日に行われる端午の節句にちなんだ行事で、その構成員は男子。やがてくる田植え時に雨が降るようにという祈りを含む。今里の杵築神社では、13時過ぎに中学生以上の男子が麦わらを束ねて、全長18メートルにもなる蛇を作る。その後、中学生(本来は数えで15から17歳)の男子が蛇頭を抱え、今里の各戸を「おめでとう」と言いながら練り歩く。広い道に至り、「それ」との掛け声とともに蛇体に人を巻き込む際には、子どもたちの笑い声が上がる。蛇は再び杵築神社に戻り、神社南側の大樹に、頭を上に巻き付けられる(上り龍・昇り龍)。 蛇が巻き付けられた大樹の根元には、絵馬や農具のミニチュアが祀られる。 |
名称 | 今里の蛇巻き(いまざとのじゃまき) |
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所在地 | 磯城郡田原本町今里大字内、杵築神社 |
TEL | 田原本町観光協会 0744-33-4560 |
休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
拝観、開館、開園時間 | 拝観、祭り見学自由 蛇巻き/6月第1日曜 |
駐車場 | 無し |
交通(マイカー) | 京奈和自動車道三宅ICから国道24号経由、約2.3km、約10分 |
交通(公共交通機関) | 近鉄石見駅から徒歩約20分 |