岩船寺
更新日:2016年7月19日
あじさいが彩る朱塗りの三重塔
奈良県境に近い、当尾(とうの)の里にある古刹。寺の縁起によれば、天平元年(729)、聖武天皇の勅願によって行基が開基したと伝える。本尊の阿弥陀如来坐像は1本のケヤキの木から彫り出されたもので、高さは3m、胎内には「天慶九年丙午(946)九月二日梵字奉書」の銘文があった。貞観彫刻に特徴的な重厚さと日本的な表現をもつ過渡期の仏像として、美術史上重要な位置を占め、重文に指定されている。関西花の寺霊場第15番札所であり「あじさい寺」としても知られ、花のころには大勢の観光客が訪れる。 |
名称 | 岩船寺(がんせんじ) |
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所在地 | 〒619-1133 京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43 |
TEL | 岩船寺 0774-76-3390 |
休日 | 無休 |
料金 | 大人400円、中・高生300円、小学生200円 |
拝観、開館、開園時間 | 8:30~17:00(12月から2月は9:00~16:00) |
駐車場 | 有り/有料(民営駐車場) |
交通(マイカー) | 京奈和自動車道木津ICから国道24号経由、約11km、約20分 |
交通(公共交通機関) | JR・近鉄奈良駅から浄瑠璃寺行き急行バスで約23分、浄瑠璃寺下車、徒歩約40分、またはコミュニティバス当尾線に乗り換え約7分、岩船寺下車すぐ |