多聞城跡
更新日:2016年7月19日
宣教師も絶賛した近世城郭の先駆
永禄3年(1560)、多聞山に松永久秀が建造した平山城「多聞城」の跡地。安土城の原型となったといわれ、近世城郭の先駆け的な存在だったと考えられている。永禄8年(1565)に奈良を訪れた宣教師ルイス・アルメイダが「まるで天国にはいったようで、世界中、このような美麗な建物がほかにあるとは思えない」と、白壁の四層の天守閣を賞賛したという。久秀は天正5年(1577)、織田信長に反旗を翻し、信貴山城で自決。天正4年(1576)に安土城を築城した信長により破城された。跡地は中学校となり、校地の東北の角には土塁の一部が残っている。 |
名称 | 多聞城跡(たもんじょうあと) |
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所在地 | 〒630-8112 奈良市多門町 |
TEL | - |
休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
拝観、開館、開園時間 | 見学自由 |
駐車場 | 有り(県営3カ所700台)/有料(1日1回1000円) |
交通(マイカー) | 第二阪奈道路宝来ICから国道308号、369号経由、約7km、約15分 |
交通(公共交通機関) | JR・近鉄奈良駅から青山住宅行き、州見台八丁目行きバスで約7分、手貝町下車、徒歩約12分 |