福智院
更新日:2022年3月1日
奈良町の地蔵信仰の霊場
天平8年(736)に僧玄昉が建立した清水寺のあとを継承し、鎌倉時代に大乗院慈信僧正と叡尊(えいそん)上人により再興されたと伝わる。以後、南都における地蔵信仰の中心地の1つとして、近くの十輪院とともに栄えた。明治初年の廃仏毀釈で荒廃したが、その後除々に復興し、現在に至る。鎌倉時代に建立された寄棟造りの本堂は荘重な造りで、重文に指定。本尊は叡尊が福智庄(現奈良市狭川町)から移したという地蔵菩薩像(重文)。台座からの総高6.76m、南都特有のどっしりとした鎌倉彫刻で慈相をたたえる。 |
名称 | 福智院(ふくちいん) |
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所在地 | 〒630-8381 奈良市福智院町46 |
TEL | 福智院 0742-22-1358 |
休日 | 不定休 |
料金 | 中学生~大人500円、小学生250円 |
拝観、開館、開園時間 | 9:00~16:30 |
駐車場 | 無し、できるだけ公共交通機関を利用、または近隣に民営有料駐車場有り |
交通(マイカー) | 第二阪奈道路宝来ICから国道308号経由、約7km、約15分 |
交通(公共交通機関) | JR・近鉄奈良駅から天理駅行き、下山行きバスで約15分、福智院町下車すぐ |