大安寺
更新日:2023年6月5日
癌封じで名高い日本初の官大寺
創建は、聖徳太子が建てた熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)までさかのぼる。以後、百済大寺、大官大寺など場所を移り名を変えたが、平城遷都後は現在地に移って大安寺と改名。伽藍の建立に努めたのは、遣唐僧の道慈律師(どうじりっし)。南都七大寺の1つだったが、伽藍はその後ほぼ焼失し、現在の建物は明治時代以降の建立。十一面観音立像をはじめ、奈良時代末から平安時代初期にかけての9体の仏像はいずれも重文。光仁天皇ゆかりの光仁会や竹供養では、両日とも癌封じの祈祷が行われ、健康と長寿に利益があるという笹酒がふるまわれる。 |
名称 | 大安寺(だいあんじ) |
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所在地 | 〒630-8133 奈良市大安寺2-18-1 |
TEL | 大安寺 0742-61-6312 |
URL | http://www.daianji.or.jp/ |
休日 | 12月31日 |
料金 | 大学生・大人600円、高校生以下300円 |
拝観、開館、開園時間 | 9:00~17:00(受付は16:00まで) |
駐車場 | 有り/無料 |
交通(マイカー) | 第二阪奈道路宝来ICから国道308号、24号経由、約5km、約10分 |
交通(公共交通機関) | JR・近鉄奈良駅から大安寺行き、白土町行き、シャープ前行きバスで約5分、大安寺下車、徒歩約10分 |