十輪院
更新日:2023年5月1日
国宝の本堂に鎮座する珍しい石仏龕
奈良時代初頭の元正天皇の勅願寺。鎌倉時代、無住(むじゅう)法師の『沙石集』は本尊の石造地蔵菩薩を「霊験あらたかなる地蔵」と記した。室町時代末期まで栄えたが、兵乱にあい荒廃、江戸時代初期に徳川家の庇護を受けて復興した。本尊の石仏龕(せきぶつがん、重文)は平安時代初期に弘法大師が造立したと伝え、本堂の中に祀られた石造仏として極めて珍しい。本堂(国宝)、十三重石塔などが残る。また寺では、南都銀行本店前で「みんなのお寺(十輪院仏教相談センター)」を開設している(木曜定休)。 |
名称 | 十輪院(じゅうりんいん) |
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所在地 | 〒630-8312 奈良市十輪院町27 |
TEL | 十輪院 0742-26-6635 |
URL | http://www.jurin-in.com/ |
休日 | 月曜、12月28日~1月5日、1月27~28日、7月31日~8月31日 |
料金 | 500円 |
拝観、開館、開園時間 | 8:00~17:00 |
駐車場 | 有り(10台)/無料 |
交通(マイカー) | 第二阪奈道路宝来ICから国道308号経由、約6.2km、約15分 |
交通(公共交通機関) | JR奈良・近鉄奈良駅から市内循環バスで約11分、田中町下車、徒歩約3分 |