安倍文殊院西古墳
更新日:2016年7月19日
精緻な石積みを誇る横穴式石室
安倍文殊院境内にある古墳。7世紀頃の築造とみられるが墳形は不明。現在横穴式石室のみが残る。石室は室町時代にはすでに開けられており、玄室内には石造の不動明王像が祀られる。石室の全長は12.5m。石室はきわめて精巧な切石で築かれ、正確で均整の取れた石積みが施される。飛鳥時代の左大臣安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)が被葬者ではないかとの説もあるが不明。なお東方100mのところには、横穴式石室の全長13mをはかる東古墳がある。
名称 | 安倍文殊院西古墳(あべもんじゅいんにしこふん) |
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所在地 | 〒633-0054 桜井市阿部645 |
TEL | 安倍文殊院 0744-43-0002 |
休日 | 無休 |
料金 | 古墳、境内無料(安倍文殊院本堂は中学生~大人700円、小学生500円) |
拝観、開館、開園時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 150台(安倍文殊院駐車場を使用)/有料 |
交通(マイカー) | 南阪奈道路葛城ICから国道24号経由、約12km、約25分 |
交通(公共交通機関) | JR・近鉄桜井駅から飛鳥資料館前行き、石舞台行きバスで約6分、安倍文殊院前下車、徒歩約1分 |