マルコ山古墳
更新日:2016年7月19日
高貴な被葬者が想定される多角形墳
7世紀末の終末期古墳。横口式石槨(せきかく)のある直径約24mの2段築成の多角形墳。内部からは大量の漆塗木棺破片や、棺金具、玉類などが出土し、墳丘北裾には暗渠(あんきょ)排水溝などが確認された。石槨は凝灰石を組み合わせたもので、内部は全面に漆喰が塗られていたが、壁画は描かれていなかった。しかし、石槨規模では高松塚古墳をしのぎ、被葬者としては天武天皇に関わりをもった極めて身分の高い人物などが想定されている。
名称 | マルコ山古墳(まるこやまこふん) |
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所在地 | 〒634-0137 高市郡明日香村真弓 |
TEL | 明日香村文化財課 0744-54-5600 |
休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
拝観、開館、開園時間 | 見学自由(トイレ有り) |
駐車場 | 無し |
交通(マイカー) | 南阪奈道路葛城ICより国道165号、24号、169号経由、約12km、約25分 |
交通(公共交通機関) | 近鉄飛鳥駅から徒歩約20分 |