伝香寺
更新日:2016年7月19日
奈良の早春にはらはらと散る「散り椿」
鑑真和上の弟子である思託(したく)律師によって宝亀年間(770~780年)に創建。実円寺とよばれたが、天正13年(1585)、筒井順慶の母・芳秀宗英大禅定尼により筒井氏の菩提寺となった。寄棟造りの本堂は国の重要文化財に指定されている。地蔵堂の裸形地蔵立像は鎌倉時代に妙法尼らによって発願された像であり7月23日に衣替法要が行われる。境内の椿は「散り椿」と呼ばれ、花びらが1枚ずつ散ってゆくことに由来する。奈良三名椿の1つとして親しまれている。
名称 | 伝香寺(でんこうじ) |
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所在地 | 〒630-8233 奈良市小川町24 |
TEL | 伝香寺 0742-22-1120 |
休日 | 3月12日は特別公開日、7月23日地蔵菩薩更衣法要 |
料金 | 300円(椿の開花時期のみ400円) |
拝観、開館、開園時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 有り(20台)/有料 |
交通(マイカー) | 第二阪奈道路宝来ICから国道308号、369号経由、約7km、約15分 |
交通(公共交通機関) | JR・近鉄奈良駅から徒歩約15分 |