わびさび女子になりたい☆生駒市高山でお抹茶デビュ~!
更新日:2022年4月15日
心が浮き立つような明るく、暖かい春がやってきました!新しいことに挑戦したくてソワソワしますね♪
そんなあなたにおススメの旅は「お抹茶体験」ができる雅やかな旅。向かうのは、奈良県の最北端・生駒市高山エリアです。「高山茶筌」の生産地として知られるこのエリアには、お抹茶体験や茶筌づくりができるスポットがたくさん!春の日差しを浴びながら、のどかな里山で、のんびりとお抹茶をいただく・・・これぞ、大人女子の至福の時間♡
さあ、今年の春は、"わびさび女子"をめざして高山へレッツゴー!
目次
香り高い抹茶と美しい枯山水に感動☆「高山竹林園」
古式ゆかしい日本家屋で伝統工芸士と茶筌づくり
食べ始めたらとまらない!大人気の「高山かきもち」をゲットしよ!
香り高い抹茶と美しい枯山水に感動☆「高山竹林園」
山、川、畑…それに無数の竹林!ここ「高山地区」は、古くから竹製品の生産が行われていました。特に有名なのが、「高山茶筌」と呼ばれる茶筌づくりです。茶筌とは、抹茶をたてるときの茶道具で、竹を細かく割って作る国の伝統工芸品。ここ高山は、なんと国内の茶筌の生産量9割を占めているんですって!
最初に向かうのは、「高山竹林園」。バスに乗り、車窓から見渡すと、あちこちに竹林を発見!テンションがあがります!
「生駒市高山竹林園」に到着しました!あれ?竹がテントみたいに組まれています。キャンプ?
いえいえ、これは、「竹の寒干し」です。竹製品を作るには、竹を乾燥させてから使います。そのため、冬の間に冷たい風と日差しにあてることで、白く、艶やかな竹ができるんです。その後は、カビが生えないよう2~3年ほど寝かせて水分をとばします。材料から丁寧に作っているんですね!
さあ、次はお抹茶をいただきましょう!手入れの行き届いた枯山水を眺めつつ、お点前を体験します。
え~っと、茶筌は右手だっけ?飲むとき、お椀は両手添えだっけ??お作法を知らない初心者でもご安心あれ!スタッフの方がお手を貸してくださいます。
竹林園は、高山茶筌の歴史を知る場所。館内には色んな種類の茶道具が展示されています。
さて、次は茶筌づくり体験へ向かいましょう!
古式ゆかしい日本家屋で伝統工芸士と茶筌づくり
竹林園から徒歩10分ほどのところにある「翠華園」では、伝統工芸士の谷村弥三郎さんのご指導のもと、茶筌づくりを体験できます。
なんて奥ゆかしい日本家屋!こちらでも竹の寒干しがありました。
まずは、高山茶筌ができる工程から教えてもらいます。
今回の体験は「糸かけ」の作業です。好きな糸を選んで…
穂先に糸を通しながら編んでいくのですが、細かい手作業で難しい~!こんな風に一つひとつの作業を丁寧にこなして、茶筌ができあがるんですね。改めて、伝統工芸士の方の技量に感動です。
次は、作った茶筌でお抹茶体験!案内されたお茶室は日本人の品性を感じるしつらえ。掛け軸は「千山添翠色」と書かれています。「見渡す限りの山々に鮮やかな緑が添えられている」という意味なのだそう。これからの季節を彷彿とさせるお言葉です。
茶道具が展示されたギャラリーもすごくステキ!購入もできるので、この旅をきっかけにお茶を始めたいなら一式揃えちゃいましょ♪
食べ始めたらとまらない!大人気の「高山かきもち」をゲットしよ!
さて、雅な体験の後はお土産を買いに行きましょう。高山といえば、「高山製菓」!口コミでは、手作りのお煎餅がやみつきになる美味しさなのだとか!地元の方々はもちろん、遠方からもわざわざ買いに来られるのだそうです!こりゃ行くしかない~!
自分用には袋で、贈答品には化粧箱…と、どんなシーンにもぴったり!サラダ味、マヨネーズ風味・・・どれにしようかまよいます!
今回は、人気ナンバーワンの『ころもち』(個々包装)の化粧缶をゲットしました!
開けてみると・・・コロコロと可愛いお煎餅がギュ~っと入ってます!
パリっと香ばしく、いい塩加減♡あ~食べだしたらとまらない~!遠方からの来店客が多いのも納得ですね。
さて、高山の旅はいかがでしたか?
約500年の歴史がある茶筌の里は、伝統を守りつつ、新しさも取り入れながら、ゆったりと時間が流れる町です。日本の奥ゆかしい伝統を体験したいなら、ぜひ高山へ行ってみてください!
<おすすめコース>
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富雄川沿いをバスで北に進み、高山竹林園へ。バス停からすぐ、富雄川にかかる「鷹山大橋」を渡ると竹林園の入り口が見えます。左の階段を上がって緑の中を進んでも、まっすぐ道路沿いに進んでも玄関にたどり着けます。 ココにも竹のあしらいが高山といえば「竹」なんですね! |
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お菓付きお抹茶体験:500円 / 抹茶のみ:300円 |
お菓子は吉野葛コーティングのきんつば♡落ち着いた和の空間でゆったり 館内の和室で抹茶がいただけます♪天気の良い日は暖かな太陽の光と、ふんわり風に香るお抹茶に癒される~。竹林園は市民の憩いの場でもあり、日中お散歩に来る方や遠足で訪れる子供たちにも人気の場所です。10月には「高山竹あかり」が開催され、昼間とは違った幽玄な風景を見せてくれます。 →スポットの詳細DATAはコチラ |
徒歩 約10分
五色の糸をあしらった茶筌はお土産に人気の一品 |
竹林園から少し歩くと「翠華園」に到着です。こちらでは、伝統工芸士の谷村弥三郎さんに教わりながら茶筌づくり体験ができます。ほかにも、初めて茶道を体験する方でも気軽に参加できる茶道教室や茶事教室も行っています。 黙々と茶筌作りが営まれる静かな雰工房 |
翠華園オリジナル市松模様茶筌「縁」。「一服のお茶からご縁が広がるようにと思いを込めてお作り致します」。 |
ギャラリーに陳列されたたくさんの茶道具 同園のギャラリーには茶道具がズラリ!贈り物や自分用にも購入できます。「茶筌は本来、消耗品。日常のいろんなところで使ってほしい」と谷村さん。いまや海外でも大人気の高山茶筌。私たち日本人も、もっと気軽に茶筌やお茶に親しみたいものです。 翠華園では、『伝統を楽しむ』をコンセプトにした新しいデザインの茶筌をSNSで発信しています。同園のインスタグラム(@ suikaen_takayamachasen)では、茶筌を使った「カプチャーノ」(翠華園が命名)のレシピもご紹介。伝統を守りながらも新しい取り組みを始めています。 →詳細DATAはコチラ |
徒歩 約20分
お散歩がてら南に下って歩き、「生駒北小中学校」バス停を過ぎたら横断歩道を右に曲がります。すると、「高山製菓株式会社」と書かれた大きな工場が見えます。ここが、老舗のお煎餅屋「高山かきもち」です。 1950年の創業以来、こだわりのもち米の味を十分に味わえるよう、材料、製法にこだわった同店のかきもちは、どれもやみつきになる味わい。人気の看板商品『ころもち』(化粧缶・2,000円)は、昔からかわることのないサラダ風味で、多くの人に愛されてきました。お土産にも、自分用にも買って帰りたくなります♪ 「高山かきもち」といえば、創業から変わらない絵柄と朱色の化粧箱 |
徒歩 約2分
奈良交通バス停「生駒北小中学校」から「富雄駅」行き乗車
→「学研北生駒駅」下車近鉄「学研北生駒」駅
<高山竹林園 DATA>
TEL |
0743-79-3344 |
---|---|
住所 |
生駒市高山町3440 |
アクセス |
近鉄「学研北生駒駅」および「富雄駅」から 奈良交通バス「上大北」下車 徒歩 約2分 |
営業時間 |
9:00~17:00 |
定休日 |
年末年始(12月27日~1月5日) |
料金 |
お抹茶体験(お菓子付き ¥500・抹茶のみ¥ 300)5名以上要予約 |
<翠華園 谷村弥三郎 DATA>
TEL |
0743-78-0053 |
---|---|
住所 |
生駒市高山町5725 |
アクセス |
近鉄「学研北生駒駅」および「富雄駅」から 奈良交通バス「上大北」下車 徒歩 約5分 |
営業時間 |
10:00~17:00 |
定休日 |
土・日・祝日 |
料金 |
茶筌づくり体験(お抹茶・お菓子付)4,400円~5,000円 ※竹・糸の種類により異なる |
<高山製菓 DATA>
TEL |
0120-6666-11 |
---|---|
住所 |
生駒市高山町6785 |
アクセス |
近鉄「学研北生駒駅」および「富雄駅」から 奈良交通バス「傍示行」で「生駒北小中学校」下車 徒歩 約3分 |
営業時間 |
8:00~17:00 |
定休日 |
日曜・祝日 |
商品 |
ころもち(個々包装/500g)2,000円、味くらべ(個々包装/750g)2,000円 |