見つけた！ 奈良のとっておき✿お花撮影スポット4選

名阪国道 針IC

優美に垂れた枝に、たくさんの花が咲きほころぶ、「不退寺」の源平しだれ桃。
まだまだ寒さも残るけれど、おだやかな光を受けて、ほほえむように咲く桃の花に「春」の訪れを感じてみては。
例年の見ごろは4月20日頃～GWです。

かなり山深いところにありながら、意外なほど広いスペースがある「屏風岩公苑」。お天気の良い日はお弁当持参で、のんびりとお花見を楽しむのもおすすめです。
例年の見頃は4月中旬～下旬です。

ランチは「曽爾高原ファームガーデン」で♪
曽爾高原のふもとにある曽爾高原ファームガーデンには、温泉やレストランがあって、休憩にぴったり♡

村のとれたて野菜を使ったランチや、曽爾高原の天然水で仕込む地ビールはとっても美味！ ドイツのマイスター直伝の製法で作られた地ビールは、ピルスナーやアルトなど3～5種類（各550円税込）が揃います。

観光客に大人気なのが、ファームガーデンの「お米の館」で売られている米粉パン。村で収穫したお米を使ったパンは、中がしっとり、食感はモチモチッ！ 香ばしい香りもたまりません。
売り切れることもあるので、ゲットするならお早めに！

食後は「お亀の湯」へ。
鎧岳や兜岳など、曽爾村の大自然が望めるパノラマ露天風呂は解放感たっぷり！ 地下1800ｍからくみ上げる、源泉かけ流しの天然温泉も自慢です。

湯ざわりはヌルヌル、トロットロの「美人の湯」。
草原を吹き抜ける風が、ほてった身体に心地いい♪

のんびりと湯につかって、日常の「あれやこれや」を風とともに吹っ飛ばしてしまいましょう。

空いっぱいの夕焼けと、夕日に染まる新緑の草原…。
曽爾高原の夕景は、とってもロマンチック。
心のフィルムに焼き付けて帰りましょう。

夕暮れ時になると入口に提灯が灯り、ひときわ風情が増す屏風岩公苑。夜は桜と岸壁のライトアップが行われるので、気になる人はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。思わず息を呑む雄大なライトアップはGWまで行われます。

日本画や彫刻、陶芸などのアーティストがアトリエを構える「匠の聚（むら）」。
“吉野川水源地の村”といわれる川上村にあり、4月中旬からGWにかけて、エリア内の斜面約2000㎡に芝桜が咲き誇ります。芝桜は村のお年寄りたちが大切に育てているんだとか。

赤、ピンク、薄紫、白のグラデーションがかわいい！ 甘い香りもただよいます♡

施設内のカフェで芝桜を見ながらティータイム♪
アーティストたちの作品を展示するギャラリー（無料）では、感性を揺さぶる作品に出会えるかも！
もの作りがお好きなら、陶芸や七宝焼きなどのアート体験（有料）にトライするのも◎。

芝桜が咲くころは、川上村の村花・山吹も花盛り！ 匠の聚だけでなく、村内のあちこちで見られます。
まばゆいばかりの黄金色が山里を彩る様子は、まさに春爛漫です♪

大和郡山市の慈光院は、奈良では数少ない、じっくりとお庭を鑑賞できるお寺の1つ。また、茶道をたしなむ方なら、1度は訪れたいお寺です。

建立したのは4代将軍 徳川家綱に茶道を教えた大名茶人、片桐石州（せきしゅう）。驚くことに、表門、参道、座敷、庭園、茶室に至るまで、すべて石州自らデザインを手がけたのだとか。“お寺を訪れた人が心地よくお茶を楽しめる”空間に――。そんな茶人のこだわりは、創建から約350年を経た今も随所に感じられます。

書院前に広がる枯山水庭園は「大和三名園」の1つ。丸く刈り込まれたサツキがかわいく、5月中～下旬には満開の赤い花が出迎えてくれます。

書院に座り、心静かにお抹茶とお菓子をいただく。大和の山並みを借景に、美しいお庭を堪能しながら味わうお茶は、格別ですよ。