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お気に入りがきっと見つかる 食べる・飲む ナラ!

日本料理 滴翠(てきすい)

掲載日:2021年6月11日

日本料理

古き新しき和モダン建築

名勝・奈良公園の南側にある「鷺池(さぎいけ)」のほとりに佇む黒を基調にした和モダンな建物。ここは奈良にゆかりのある食材を使った和食が堪能できる「日本料理 滴翠」である。2020年6月にオープンしたこのお店は、ラグジュアリーホテル「ふふ 奈良」内にあるレストラン。にぎやかな観光地から少し離れた高畑に位置し、古都奈良の風情にゆったりとひたれる場所とあって、奈良通の人がこぞって訪れる新たな観光スポットとなっている。

料理人の技術の結晶

レストランのテーマは「からだにやさしい日本料理」。漢方の発祥の地である奈良は、推古天皇の時代(611年)に薬草が伝わり、聖徳太子の時代にはすでに薬草摘みが行われていたことが「日本書紀」に記されている。現在でも大和当帰(ヤマトトウキ)をはじめ、生薬といわれる芍薬(シャクヤク)、ウイキョウなど多数の生産があり、近年再び注目されるようになった。そうした奈良にゆかりの深い和漢ハーブを使用し、地元で採れた新鮮な大和野菜や大和牛など、奈良を代表する食材を余すことなく使用した料理の数々が滴翠の魅力だ。素材の良さを引き出した優しい味に、美しく盛られた食材はまるで芸術作品のよう。料理人が卓越した技術で作りだした料理を求めて、リピーターが後を絶たないのもうなずける。すべてのメニューに自然薯のとろろと手づくりプリンが付くのも嬉しい。

私が作っています

「薬の発祥地といわれる奈良には、からだに優しく、美味しい地産の食材がたくさんあります」と料理長の星野 晴彦(ほしの はるひこ)さん。日本料理の技術と奈良とをかけ合わせ、味わい深いランチを提供することに心を配っている。「『何度でも食べたい』と思ってもらえるよう新鮮な旬の食材を使っています。素材の風味を生かした身体に優しい日本料理をご賞味ください」。

お店に来たら、ぜひ食べて!その1

「滴翠御膳 八角 ~Hakkaku~」

旬の食材の天婦羅やお造り、地産の食材を使用した小鉢が並ぶ、滴翠ならではの御膳。小鉢でいろいろなものを少しずつ食べられ、デザートにはオリジナルの「飛鳥のなめらかプリン」も付いた、女性にもうれしいメニュー。¥3,800

お店に来たら、ぜひ食べて!その2

「国産牛ロースカツレツ」

国産牛ロースをカリっと大胆に揚げた大判のカツレツ。 新鮮な大和撫子(奈良産トマト)と、 みずみずしいレタスを挟み、 肉の旨味と調和を味わう一皿。 大和当帰やシャクヤクを入れて じっくり煮込んだデミグラスソースに オリジナルマスタードがまろやかな味わいを引き出している。¥2,600

お店に来たら、ぜひ食べて!その3

「和漢の香り焼きカレー」

大和当帰、シャクヤク、レモングラス、コリアンダー、クミン、カルダモンなどの香辛料を使い、薬膳とスパイスを効かせた人気メニュー「和漢の香り焼きカレー」(1,800円)。辛さは控えめだがコクがあり、ヘルシーでありながらボリューム満点!辛いものが苦手な方でも存分に楽しめる。¥1,800

「瑜伽山園地」を借景

同店に隣接する日本庭園「瑜伽山園地」(ゆうがやまえんち)は、明治期から大正期にかけて大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛氏の別荘があった場所で、茶の湯の文化を通じた実業家と芸術家の交流の場でもあった。山口氏が雅号を「滴翠」とする茶道家であったことにちなみ、屋号を「滴翠」と命名。その名が表すように、春から夏にかけて日本庭園にはまぶしいほどの翠の草木が咲き、全個室から食事を楽しみつつ、庭園風景を堪能できる。

日本料理 滴翠(てきすい) DATA

TEL050-5597-8951
住所奈良市高畑町1184-1
ホームページhttps://www.fufunara.jp/lunch-cafe/
アクセス近鉄奈良駅から約1.2km
営業時間

ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00)

定休日なし
駐車場10台
おすすめ利用シーン家族、友人、ランチ、カフェ、デート
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