堀内果実園 奈良三条店
掲載日:2020年1月21日
カフェ
コンセプトは「果物をたのしむお店」
明治時代の創業から約100年以上、6代にわたって続く、奈良を代表する老舗果樹園「堀内果実園」。山々に囲まれた五條市西吉野にある広大な果樹園で、農薬使用回数をできる限り減らした無化学肥料の土づくりにこだわり、手塩にかけて果物を育てている。唯一無二の果樹栽培に力を注ぐ一方、「もっとたくさんの人に、本当においしい果物を食べてもらいたい」という思いを長年抱いてきた同園は、2017年6月、念願の果物専門カフェを奈良市内の三条通にオープン。コンセプトは「果物をたのしむお店」だ。
素材の味を生かした豊富なメニュー
気になるカフェメニューは、すべて店のオリジナル。果物本来の甘みを堪能できるよう試行錯誤を重ねて生まれた逸品ばかりで、「訪れる人たちが心から果物を楽しめるように…」という店主の工夫が随所にちりばめられている。夏はかき氷にスムージー、秋冬はあったかスイーツなどと、新鮮な旬の果物を、最高の状態で味わえるメニューが魅力だ。スイーツだけでなく、フルーツサンドなどの軽食メニューも取り揃えることで、観光客や常連のお客様にも喜ばれている。
私が作っています
今西麻衣さん(左) 島田陽菜さん(右)
キッチン・ホール担当スタッフ
一番のこだわりは、果物の品質。店主の堀内さんは、自農園だけでなく全国から選りすぐりの品種を取り寄せ、どのメニューにも一級品の果物を使用。素材がいいので、手の込んだ調理ではなく、できるだけシンプルに、果物本来の甘みを引き立てるメニューを心がけている。また、注文してから作り始めるため、とびきり新鮮なのも魅力だ。
「煮たり、焼いたり、乾燥させたりと、バラエティに富んだ果物の食べ方を楽しんでほしい」とスタッフの2人は話す。
お店に来たら、ぜひ食べて!その1
旬のフルーツサンド
りんご、キウイ、バナナ、パパイヤ、パイナップル、温州ミカンなど、5~6種類の果物がごろりと大きめにカットされ、甘みをおさえた生クリームと一緒にサンドされた定番人気商品。軽くトーストした黒糖パンが香ばしく、果物ならではの甘さをさらに引き立てている。季節によって果物が変わる場合あり。1人前900円(税別)。
お店に来たら、ぜひ食べて!その2
ゴロッといちごティラミス
コーヒーを浸したビターなスポンジに、甘さをおさえたクリーム、そこにアスカルビーをたっぷり使ったいちごソースを絡めていただく。お皿の上に置かれたワイングラスを持ち上げると、中のいちごソースがとろりとあふれ出す仕掛けもまた楽しい! 2019~2020年の冬限定。1人前800円(税別)。
お店に来たら、ぜひ買って!
ドライフルーツ
1粒1粒に果物のおいしさをギュッと濃縮! 噛むたびに口の中に果物の風味があふれる、同園1番人気の加工品だ。
りんごや梨、梅、柿など種類も豊富。そのまま食べても、砕いてアイスクリームなどにかけて食べてもおいしくいただける。冬季限定でチョココーティングも登場。1袋700円~。
まるでサロンを思わせる、シンプルモダンな店内
店頭のガラス戸には、木々の葉や実をデザインした店のロゴマークが。外からでも伺える、清潔感のある真っ白な壁に、コンクリートのカウンターは、まるで高級なヘアサロンのようだ。色とりどりの果物が映えるよう、決して華美な装飾をせず、店内は至極シンプルなデザインで統一されている。入口のカウンターには、袋詰めのドライフルーツやコンフィチュールの入った瓶といった果物の加工品が整然と並ぶ。その様子はさながら宝石のようで、目を引く。
堀内果実園 奈良三条店 DATA
TEL | 0742-93-8393 |
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住所 | 奈良市角振町23 |
ホームページ | https://horiuchi-fruit.jp/ |
アクセス | 近鉄奈良駅から徒歩約3分 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | なし |
おすすめ利用シーン | 家族、友人、女子会、カフェ |
その他 |
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