古都華たっぷり春のおぜんざい
掲載日:2017年3月9日
料理創作・監修/白水智子
風味豊かな古都華を上品な甘さの大福豆のおぜんざいが引き立てます。春を楽しんでください。
作りやすい分量 1人分(145.5Kcal)
大福豆 | 150g |
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重曹 | 小さじ1/4 |
砂糖 | 120g |
塩 | 小さじ1/4 |
古都華 | 300g |
(1) お鍋に豆の4倍の水と分量の重曹を入れ沸騰させる。洗った大福豆を入れ、一晩つける。
(2) (1)の鍋をそのまま火にかけ沸騰させ、こぼす。同じように4倍の水とさっと洗った豆を入れ、再び沸騰させ、茹でこぼす。
(3) お鍋に豆を入れ、かぶる程度の水を入れる。沸騰させ、弱火で豆が軟らかくなるまで煮る(途中、豆が水面から出るようなら、湯を足してかぶるようにする)。
(4) 豆が軟らかくなったら、分量の砂糖を入れ、煮溶かし、塩も加え10分程度煮る。火を止め、そのまま冷ます。
(5) 古都華は1人1個分を5mm角程度に切る。残りは食べやすい大きさに切る。
(6) (4)の豆を温め、器によそい、(5)の角切りにした古都華を加え、大きい古都華を飾る。
※砂糖の分量は好みで加減してください。
※好みで白玉団子を添えてもよいです。
苺(いちご)
特徴 | 奈良県は、近畿一のいちごの生産量を誇ります。人気の品種「あすかルビー」は、2000年に登場した奈良県生まれの品種。丸みがありつやつやとしていることから、ルビーの名前がつきました。ジューシーで適度に甘ずっぱく、大ぶりな実が特徴です。また2009年に誕生した同じく奈良生まれの「古都華」(ことか)は、中まで赤みが濃く、甘いだけでなく酸味や香りも強いのが特徴です。奈良県では、明日香、針、信貴山などでいちご狩りが楽しめます。 |
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旬 | 11月~6月 |
料理法 | 生食、ジャムなど |
生産地 | 明日香村、天理など |
販売場所 | 奈良県内の道の駅、JAなどの朝市、スーパーなど |
参照 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006