酒粕風味の蒸しパン 干し柿添え
掲載日:2017年1月23日
料理創作・監修/白水智子
寒い冬にピッタリのホカホカ蒸しパン。酒粕がほんのり香り、干し柿がアクセントになっています。
パウンド型1本(6等分1切 142.25Kcal)
小麦粉 | 100g |
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ベーキングパウダー | 小さじ1.5 |
砂糖 | 50g |
酒粕 | 50g |
水 | 80g |
干し柿 | 小2個 |
(1) 型にクッキングシートを敷いておく。
(2) 酒粕は耐熱容器に入れ、600wのレンジで30秒加熱する。
(3) ボウルに酒粕と分量の水を入れよく合わせ、砂糖も加えよく混ぜる。
(4) 小麦粉、バーキングパウダーを合わせ、ふるって、(3)のボウルに入れさっくりと混ぜる。
(5) (4)を型に流し入れ、上に1㎝角程度に切った干し柿をのせて、しっかり蒸気が上がった蒸し器に入れ、20分蒸す。串を刺して何もついてこなければ、取り出す。
※蒸し器を使う場合、布巾を必ず鍋の上に置き、端を蓋の上に上げておく。
※干し柿がなければ、あんぽ柿でもよい。
※パウンド型の代わりにケーキのカップでもよい。蒸し時間は短くなる。
酒粕
特徴 | 奈良は清酒発祥の地。その流れを汲む奈良には今も32の酒造があり、それぞれの伝統の酒造りを守っています。その過程で酒を搾るときにできる酒粕も酒蔵独自の味わい。板状に成形したものや練ってペースト状にしたものなど種類も様々です。漬物から甘酒、化粧品まで、日本人の暮らしに深く浸透しています。 |
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旬 | 冬期 |
料理法 | 生食、甘酒、粕漬け、漬物など |
生産地 | 県内酒造 |
販売場所 | 奈良県内の酒造、JAなどの朝市、スーパーなど |
干し柿
特徴 | 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」。正岡子規の句にも詠まれたように、奈良といえば柿。柿は全国第2位の生産量を誇る奈良の特産品です。その柿を冷たい風にさらしてていねいに干した「干し柿」はミネラルが凝縮され、食物繊維も豊富。比較的水分の少ない「干し柿(ころ柿)」のほかに、水分の多い「あんぽ柿」とがあります。 |
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旬 | 11月下旬~1月上旬 |
料理法 | デザートなど |
生産地 | 五條市、下市町、御所市、天理市など |
販売場所 | 奈良県内の直売所、スーパーなど |
参照 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006