きのこのリゾット大和当帰の香り
掲載日:2015年11月16日
料理創作・監修/白水智子
奈良の原木椎茸と大和当帰の香りのハーモニーが、奈良の秋を感じます。大和当帰は女性にうれしい漢方薬、美味しく楽しみましょう
2人分(1人分457Kcal)
米 | 150g |
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干し椎茸 | 15g(水500cc) |
舞茸 | 30g |
生ハム | 20g |
大和当帰 | 粉 小さじ1/2~1 |
茶葉 適量 | |
塩 | 小さじ2/3 |
胡椒 | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
仕上げ用 小さじ2 | |
パルミジャーノレッジャーノ | 10g |
(1) 干し椎茸は分量の水で戻す。
(2) 戻した椎茸はしっかり搾り、粗微塵に切る。舞茸も同じ大きさに切る。
(3) 鍋に米、オリーブオイルを入れ、火にかける。米が乳白色になるぐらいまで、炒める。(2)のキノコも入れ、炒め、干し椎茸の絞り汁と水を合わせて500ccを入れる。
(4) 生ハムも同じ大きさに切り入れる。分量の塩も入れる。
(5) 沸騰したら弱火にし、ふつふつと米を10分程度煮る。
(6) 水分が少なくなり、米に火が8分通り通ったら、胡椒、大和当帰の粉を入れ混ぜる。味をみて、塩で調える。
(7) 器に盛り、パルミジャーノレッジャーノをおろしかけ、オリーブオイルもまわしかける。大和当帰の茶葉をもみ、あしらう。
※蓋をせず、米を煮ましょう。
※水分が少なくなってきたら、焦げ付かないよう、ヘラで返しながら煮ましょう。
※大和当帰の粉は好みで量を加減してください。
大和当帰(やまととうき)
特徴 | トウキはセリ科の多年草で、奈良県では高市郡や吉野郡、五條市、宇陀市などを中心にヤマトトウキが栽培されています。ゆでて乾燥させた根は生薬として、冷え性や鎮痛、強壮、婦人病などに効果があるとされ漢方薬「当帰」として処方されてきました。近年では葉や茎の部分も、ハーブティーとしていただいたり、粉末にして様々な料理に混ぜて使ったりと、用途も広がっています。 |
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旬 | 通年(加工品) |
料理法 | クッキー、ハーブティー、ハーブソルトなど |
生産地 | 奈良県吉野郡、高市郡 |
販売場所 | ■やまとたかとり薬膳食房(0745-67-0104)で注文受付、発送 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006