大和丸なすの冷たいスープ 白味噌風味
掲載日:2015年6月12日
料理創作・監修/白水智子
ふっくらとした大和丸なすの味と香りが白味噌によく合います。田楽とは違った風味をお楽しみください
4人分(1人分103.2Kcal)
大和丸なす | 1個 |
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オリーブオイル | 大さじ2 |
枝豆 | 20粒 |
じゅんさい | 適量 |
粉山椒 | 少々 |
オリーブオイル | 仕上げ用 |
スープ | |
・水 | 500cc |
・昆布 | 10×10 |
・白味噌 | 大さじ3~4 |
・塩 | 少々 |
(1) 鍋に分量の水を入れ昆布をつけて置いておく。
(2) 大和丸なすは横1/4の輪切りにし、さらに、一切れを放射状に6等分する。水に漬け灰汁(あく)を取る。
(3) フライパンを温め、オリーブオイルを馴染ませ、キッチンペーパーで水気をふき取った(2)の丸なすを入れ、ふたをして軟らかくなるまで焼く。焼けたらペーパーを敷いた皿に取る。
(4) 枝豆は塩茹でし、豆を出しておく。じゅんさいはざるにとり、水で洗っておく。
(5) (1)の鍋を火にかけ、沸騰したら昆布を取り出し、白味噌を入れ、塩を少々加え、味を調える。よく冷やす。
(6) 器に丸なす、枝豆を入れ汁をはる。じゅんさいを加え、オリーブオイルを少し加え、粉山椒を少しふる。
※白味噌はメーカーにより塩分が違うので気をつけて調味してください。丸なすに調味していないので、スープは少し濃い目のほうが良いです。
※丸なすの大きさに合わせて、切り方を加減してください。
大和丸なす
特徴 | 丸々と太り、つやのある紫黒色と、ヘタに生えた太いトゲが特徴の大和丸なす。肉質はよくしまって煮くずれしにくく、焼いても煮てもしっかりとした食感がありますが、皮はやわらかです。なすはすでに平城京の時代には栽培されており、正倉院文書にも、天平勝宝2年(750)の6月になすを進上したという記録が残っています。 |
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旬 | 7月~9月 |
料理法 | 焼き物、煮物など |
生産地 | 大和郡山市、奈良市、斑鳩町 |
販売場所 | 朝採り市場大御門(大和郡山市美濃庄町23、9時~17時営業、年末年始休み、TEL0743-55-5767) |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006