古代ひしおバター
掲載日:2015年3月16日
料理創作・監修/白水智子
古代ひしおが、バターに豊かな風味と深いコクをもたらします。奈良にしかない味、古代ひしおを楽しんでください。
2人分(1人分 232Kcal)
古代ひしお | 小さじ1 |
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無塩バター | 25g |
全粒粉パン | 100g |
(1) 無塩バターを常温に戻し、よく練る。
(2) (1)のバターに古代ひしおを加えて、さらによく混ぜ合わせる。
(3) パンを焼き、古代ひしおバターを添える。
※ひしおの量は好みで調整してください。
※パンだけではなく、温かいごはんにも。
※玉子料理、チーズとも相性がいいです。いろいろお試しください。
古代ひしお(古代醤)
特徴 | 「ひしお」とは古代中国で誕生した発酵調味料。魚や肉、野菜や穀類などを塩漬けし発酵させたもので、味噌や醤油とは似て非なる深い味わいが特徴です。日本では大豆を主原料とする穀醤(こくびしお)が主流で、奈良時代には「主醤(ひしおのつかさ)」と呼ばれるひしお造りの役職も置かれました。しかし味噌や醤油の浸透とともに「ひしお」は忘れ去られてしまいます。「古代ひしお」は奈良県醤油工業協同組合が、なら食研究会や奈良県工業技術センターの協力によって現代によみがえらせた、まさに〝古代の味〟なのです。 |
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旬 | |
料理法 | ディップ、和え物、そのままご飯にのせてなど |
生産地 | 奈良県醤油工業協同組合が製造 |
販売場所 | 奈良県醤油工業協同組合加盟の醤油醸造メーカー |
参照 | 奈良県醤油工業協同組合HP |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006