大和肉鶏と味間芋の煮込み 白味噌風味
掲載日:2014年11月13日
料理創作・監修/白水智子
しっかりとした大和肉鶏と味間芋の食感、風味が楽しめるお料理です。白味噌がまろやかでほっこりします。
4人分(1人分437Kcal)
大和肉鶏もも肉 | 500g |
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味間芋 | 300g |
よもぎ麩 | 120g |
柚子 | 適量 |
からし | 適量 |
昆布だし | 250cc |
酒 | 50cc |
白味噌 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ1 |
(1) 大和肉鶏は余分な脂を取り、軽く塩をふる。
(2) 味間芋はさっと茹で、皮を剥く。大きいものは半分に切る。
(3) よもぎ麩は1cm幅程度に切っておく。
(4) 蓋付きの大きめの鍋をよく熱し、皮のほうから焼く。皮がぱりっとしっかり焼けたら返し、身のほうを焼く。
(5) 昆布だし、酒、味間芋を入れ、小芋が8分通り軟らかくなるまで煮る。
(6) (5)によもぎ麩も加え、白味噌を溶かし、煮汁がとろりとなるまで煮る。
(7) みりんを加え、少し煮る。
(8) 鶏肉を取り出し、一口大に切る。
(9) 器に鶏肉、小芋、よもぎ麩を盛り付け、ふり柚子、からしを添える。
※白味噌は商品によって、塩分が違うので加減してください。
※よもぎ麩のかわりに、粟麩でもよく合います。
大和肉鶏
特徴 | 名古屋種とニューハンプシャー種、シャモを交配した肉用鶏。第二次世界大戦前、奈良は日本の代表的な肉用鳥「やまとかしわ」の生産地として知られていました。120~140日かけて育てられた肉はほどよく脂がのり、歯ごたえと深いうまみがあり、昔ながらの味わい。ビタミンAや、ビタミンB群も豊富です。 |
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旬 | 通年 |
料理法 | 煮物、焼物、炒め物など |
生産地 | 奈良県北部、中部 |
販売場所 | 畜産ならショップ(葛城市山田123-2、平日/9時~18時、土日/7時~18時、無休〈年末年始除く〉、TEL 0745-69-5300)、県内大手スーパー、道の駅ほか |
参照 | 「奈良県畜産農業協同組合連合会」 |
味間芋(あじまいも)
特徴 | 秋から冬にかけて旬を迎える味間芋は、戦前から田原本町味間地区で作られてきた里芋の一種です。県内で何品種も栽培されている里芋のなかでも、とくに丸い品種の芋で、親芋、小芋とも食用になります。とろりと口のなかに溶けていくような味わいが人気です。 |
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旬 | 9月~12月 |
料理法 | 煮物、焼き物、グラタンなど |
生産地 | 田原本町、奈良市、天理市ほか |
販売場所 | ■JAならけん味間にこにこ農産物直売所(磯城郡田原本町味間161-2、9時~17時、火曜定休、年始休、TEL 0744-49-6633) |
参照 | 「地の味土の香HP」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006