イチジクと大和肉鶏のサラダ
掲載日:2014年9月8日
料理創作・監修/白水智子
イチジクのやさしい風味が大和肉鶏のムネ肉をしっとりとさらに美味しく。バジルがアクセントに。
2人分(1人分400.9Kcal)
イチジク | 3個 |
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大和肉鶏 ムネ肉 | 1枚(260g程度) |
A《水 400cc、白ワイン 大さじ2、塩 小さじ1/2》 | |
バジル(葉) | 約10枚 |
レモン汁 | 1個分 |
白ワインビネガー | 小さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/2 |
白胡椒 | 少々 |
(1) 小さめの鍋にAをすべて入れ沸騰させる。大和肉鶏のムネ肉を入れ、4分程度茹でる。火を止めて、そのまま冷ます。
(2) イチジクは皮を剥き、1個は10等分程度のくし型に切る。2個は5mm角程度に切り、ボウルに入れる。
(3) (2)のボウルに分量のレモン汁、白ワインビネガー、オリーブオイル、塩、白胡椒を加え和えておく。冷蔵庫で冷やす。
(4) ムネ肉が冷めたら取り出し、皮を取り、5mm程度の厚さにスライスする。
(5) バジルは飾り用に少し残しておき、残りは小さめにちぎり(3)のボウルに混ぜる。
(6) お皿に(4)のムネ肉を並べ、(5)のイチジクドレッシングをかけ、くし切りにしたイチジクを飾り、バジルをあしらう。
※ムネ肉に火を通すとき、ぐらぐらと沸騰させないように静かに茹でましょう。
※ムネ肉の茹で汁は好みの具材を入れてスープにしましょう。
大和肉鶏
特徴 | 名古屋種とニューハンプシャー種、シャモを交配した肉用鶏。第二次世界大戦前、奈良は日本の代表的な肉用鳥「やまとかしわ」の生産地として知られていました。120~140日かけて育てられた肉はほどよく脂がのり、歯ごたえと深いうまみがあり、昔ながらの味わい。ビタミンAや、ビタミンB群も豊富です。 |
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旬 | 通年 |
料理法 | 煮物、焼物、炒め物など |
生産地 | 奈良県北部、中部 |
販売場所 | 畜産ならショップ(葛城市山田123-2、平日/9時~18時、土日/7時~18時、無休〈年末年始除く〉、TEL 0745-69-5300) |
参照 | 「奈良県畜産農業協同組合連合会」 |
イチジク
特徴 | 奈良県は無花果栽培の盛んな地で、とくに大和郡山市を中心とする北部地域は関西有数の産地です。栽培の歴史は紀元前3000年のシュメール王朝といわれ、古代エジプト、アッシリアでも行われました。日本へは17世紀にポルトガルから伝来しています。カルシウムやカリウムを多く含み、とくにカリウムは血圧を下げる効果があるといわれています。 |
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旬 | 7月~10月 |
料理法 | 生食、ジャム、シロップ漬け、ドライフルーツなど |
生産地 | 大和郡山市周辺など |
販売場所 | 奈良県内の道の駅、JAなどの朝市、スーパーなど |
参照 | 近畿農政局「いちじく」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006