大和丸なすのそぼろ餡かけ カレー風味
掲載日:2014年7月11日
料理創作・監修/白水智子
大和丸なすのふっくりとした実が楽しめるお料理です。夏らしくカレーを少し効かせて、花みょうがの食感も一緒にお楽しみください。
4人分(1人分 208.4Kcal)
大和丸なす | 1個 |
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サラダ油 | 大さじ4 |
鶏ムネ肉挽肉 | 200g |
花みょうが | 2個 |
昆布だし | 130cc(昆布10×10㎝) |
酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ2 |
濃口醤油 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/3 |
カレー粉 | 小さじ1~1.5 |
水溶き片栗粉 | 適量 |
(1) 鍋に水130ccと出し昆布を入れ漬けておく。しばらく置き、火にかけ沸騰したら取り出す。
(2) (1)の鍋に鶏ムネ肉挽肉を入れ、玉にならないように撹拌しながら火を通す。途中、灰汁(あく)も取る。
(3) 鶏肉に火が通ったら、酒、みりん、濃口醤油、塩を入れ、味を調える。カレー粉も加え、よく溶かし、水溶き片栗粉でぽってりととろみをつける。
(4) 大和丸なすは上下のヘタを落とし、横1/4の輪切りにし、水に漬け、灰汁を取る。
(5) 灰汁を取ったら、丸なすの水気をしっかりふき取る。
(6) フライパンを温め、サラダ油を馴染ませて、丸なすを焼く。蓋をして中火から弱火で両面じっくり焼く。
(7) 焼き上がったら、キッチンペーパーを敷いたお皿に取り、余分な油を取る。
(8) 器に鶏肉の餡を敷き、(7)の丸なすを置く。千切りにした花みょうがをたっぷりと天盛りにする。
※カレー粉は好みで加減してください。
※水溶き片栗粉を入れたら、しっかり火を通しましょう。
大和丸なす
特徴 | 丸々と太り、つやのある紫黒色と、ヘタに生えた太いトゲが特徴の大和丸なす。肉質はよくしまって煮くずれしにくく、焼いても煮てもしっかりとした食感がありますが、皮はやわらかです。なすはすでに平城京の時代には栽培されており、正倉院文書にも、天平勝宝2年(750)の6月になすを進上したという記録が残っています。 |
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旬 | 7月~9月 |
料理法 | 焼き物、煮物など |
生産地 | 大和郡山市、奈良市、斑鳩町 |
販売場所 | 朝採り市場大御門(大和郡山市美濃庄町23、9時~17時営業、年末年始休み、TEL0743-55-5767) |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
花みょうが
特徴 | 花みょうがの名前は、中心部に開花前のつぼみ(花穂)があることからついたもの。大ぶりでつやつやとした光沢があり、透明感のあるピンク色が清涼感を感じさせてくれます。調理しても崩れにくく漬物に適し、また香り豊かで薬味としてもよく用いられます。シャキシャキとした食感で、血行・発汗促進、精神安定などに効果があります。 |
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旬 | 7月~9月中旬 |
料理法 | 薬味、漬物など |
生産地 | 五條市、吉野郡ほか |
販売場所 | 県内大手スーパー、道の駅ほか |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006