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ふるさとの味

酒粕カナッペアラカルト

掲載日:2014年2月12日
料理創作・監修/白水智子

日本酒発祥の地、奈良の酒粕は香りよく、この時期ならではの食材です。バターやチーズのように気軽に使って楽しんでください。

酒粕カナッペアラカルト

材料2人分(1人分285.9Kcal)

パン(カンパーニュ又はバケット)80g
酒粕50g
生ハム20g
イチゴ(2粒程度)30g
セロリ15g
干し柿(1個)20g
オリーブオイル小さじ2
蜂蜜大さじ2

作り方

(1) パンは1cm程度の厚さに10カット用意する。
(2) イチゴはさっと洗い、ヘタを取り、縦に6等分に切る
(3) セロリは斜めに5mm程度の厚さに切る。
(4) 干し柿はヘタを取り、縦半分の半月に切る。
(5) パンに酒粕を厚めに塗る。
(6) 1種類はプレーンで蜂蜜をかける。干し柿はそのままで。他はそれぞれ、体裁よくのせ、イチゴには蜂蜜、生ハム、セロリにはオリーブオイルを少しかけ、お皿に盛り付ける。

ポイント

※パンはカンパーニュや天然酵母のハード系がよく合います。
※セロリにはパンにのせてから、好みで塩をふっても美味しいです。
※この他に、つぶあん、バナナ等も合います。色々バリエーションを楽しんでください。

酒粕

特徴

奈良は清酒発祥の地。その流れを汲む奈良には今も32の酒造があり、それぞれの伝統の酒造りを守っています。その過程で酒を搾るときにできる酒粕も酒蔵独自の味わい。 板状に成形したものや練ってペースト状にしたものなど種類も様々です。漬物から甘酒、化粧品まで、日本人の暮らしに深く浸透しています。

冬期
料理法生食、甘酒、粕漬け、漬物など
生産地県内酒造
販売場所

奈良県内の酒造、JAなどの朝市、スーパーなど

参照

奈良県酒造組合
http://nara-sake.la.coocan.jp/

酒粕

苺(いちご)

特徴

奈良県は、近畿一のいちごの生産量を誇ります。人気の品種「あすかルビー」は、2000年に登場した奈良県生まれの品種。丸みがありつやつやとしていることから、ルビーの名前がつきました。ジューシーで適度に甘ずっぱく、大ぶりな実が特徴です。また2009年に誕生した同じく奈良生まれの「古都華」(ことか)は、中まで赤みが濃く、甘いだけでなく酸味や香りも強いのが特徴です。奈良県では、明日香、針、信貴山などでいちご狩りが楽しめます。

11月~6月
料理法生食、ジャムなど
生産地明日香村、天理など
販売場所

奈良県内の道の駅、JAなどの朝市、スーパーなど

参照

奈良特産品振興協会
http://www.nara-tokusan.com/productDetail3.html

苺(いちご)

蜂蜜

特徴

日本書紀には、飛鳥時代、三輪山に蜜蜂を放したという記述が登場します。柿やイチゴ、梅など奈良県の特産品の生育には欠かせない蜜蜂。奈良県では養蜂されている蜜蜂の60%が花粉交配に、残りが採蜜に飛び回っています。レンゲ栽培が盛んだったころには透明に近い色の控えめな甘みの蜂蜜が多かったのですが、いまではオレンジ、クローバーなど種類も様々です。ビタミンやミネラル豊富な蜂蜜は、健康と美容に効果が得られます。

通年
料理法さまざまな甘味、デザートなど
生産地県内各地
販売場所

奈良県内の道の駅、JAなどの朝市、スーパーなど

参照

奈良特産品振興協会
http://www.nara-tokusan.com/productDetail13.html

蜂蜜

大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。

プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006

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