花びら餅風白味噌椀
掲載日:2014年1月14日
料理創作・監修/白水智子
お正月らしい花びら餅を宇陀産金ごぼうと金時人参で作りました。白味噌のお雑煮風に、新年の寿ぎを感じていただけたらうれしいです。
(4人分) 1人分88.35Kcal
出し昆布10×15㎝ | 2枚 |
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水 | 800cc |
白味噌 | 大さじ3~4 |
みりん | 小さじ2 |
砂糖 | 一つまみ |
宇陀金ごぼう | 8cm程度(20g) |
金時人参 | 8cm程度(20g) |
長芋 | 8cm程度(80g) |
しゃぶしゃぶ用餅 | 4枚 |
砂糖 | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
柚子 | 適量 |
(1) 鍋に出汁昆布と水を入れ火にかける。沸騰させずにしばらく煮て出汁を取る。
(2) (1)の鍋に白味噌を溶き、みりん、砂糖を加え味を調える。
(3) ごぼうは皮をこそぎ、8cmの長さ、5mm角の棒状に切り、水にさっと晒す。人参は皮を剥き、ごぼうと同じように切る。長芋は皮を剥き2cmの厚さの輪切りにし、酢水に晒す。
(4) 鍋に野菜類を入れひたひたの水、(1)で使った昆布を入れ、塩少々と砂糖も加え、軟らかくなるまで煮る。
(5) 器に長芋を置き、上にごぼう、人参を一本ずつ置く。(2)の汁にしゃぶしゃぶ用餅を入れ、軟らかくなったら野菜の上に1枚かける。汁をはり、松葉に切った柚子をあしらう。
※白味噌はメーカーにより塩分が違うので、味をみて調整してください。
※長芋の代わりに里芋を使っても美味しいです。
宇陀金ごぼう(うだきんごぼう)
特徴 | 雲母(キララ)を多く含んだ粘土質の土壌で栽培されるため、皮に付着した雲母が光るのが特徴です。「金ごぼう」の名前もここに由来し、正月の縁起物でもあります。もともと明治の初めころから「大和」「宇陀」の名前で京阪神に知られていた「宇陀牛蒡」。宇陀の昼夜の寒暖差が育てた柔らかく香り高い肉質がたいへん美味です。 |
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旬 | 12月~3月 |
料理法 | たたきごぼう、煮しめ、きんぴらなど |
生産地 | 宇陀市など |
販売場所 | ■阿騎野新鮮野菜直売所(道の駅「宇陀路大宇陀」内)(宇陀市大宇陀拾生714-1、7時30分~17時営業、12/31~1/5休、TEL0745-83-1300) |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006