大和丸なすのコンポート
掲載日:2013年6月11日
料理創作・監修/白水智子
大和丸なすのしっかりした食感が美味しいです。冷たく冷やして、アイスクリームやチーズと合わせてお楽しみください。
(4人分) 1人分 112.5Kcal
大和丸なす | 中1個(300g程度) |
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塩 | 小さじ1/2 |
水 | 250cc |
砂糖 | 100g |
レモン汁 | 1/2個分 |
洋ナシのリキュール | 小さじ1/2 |
(1) 大和丸なすは両ヘタを落とし、縦半分に切り、さらに3等分または4等分に切る。2cm幅程度のイチョウ切りにする。
(2) ボウルになすを入れ、分量の塩をよくもみ込みしばらく置く。
(3) 水分が出てきたら、水でしっかりと洗う。
(4) 鍋に分量の水、砂糖を入れ、煮立てる。砂糖が溶けたら(3)のなすをしっかりしぼり、入れる。
(5) レモン汁も加え、なすの白い部分が少し透明になるまで煮る。
(6) リキュールを加え、火を止めそのまま冷ます。冷めたら冷蔵庫に入れる。
※ 煮すぎないよう、注意してください。
※ 洋ナシのリキュールが手に入らない場合はキルシュ、コアントロー、ホワイトラム等でも大丈夫です。
※ 冷蔵庫で2日ほど置くと、色も鮮やかになってきます。
大和丸なす
特徴 | 丸々と太り、つやのある紫黒色と、ヘタに生えた太いトゲが特徴の大和丸なす。肉質はよくしまって煮くずれしにくく、焼いても煮てもしっかりとした食感がありますが、皮はやわらかです。なすはすでに平城京の時代には栽培されており、正倉院文書にも、天平勝宝2年(750)の6月になすを進上したという記録が残っています。 |
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旬 | 7月~9月 |
料理法 | 焼き物、煮物など |
生産地 | 大和郡山市、奈良市、斑鳩町 |
販売場所 | 朝採り市場大御門(大和郡山市美濃庄町23、9時~17時営業、年末年始休み、TEL0743-55-5767) |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006