菊菜と豆腐の卵とじ
掲載日:2013年3月15日
料理創作・監修/白水智子
香り豊かな菊菜がたっぷり。豆腐と卵でやさしい味に仕上げています。早春の香りを楽しんでください。
(4人分) 1人分120.6Kcal
大和きくな | 1束(約150g) |
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絹ごし豆腐 | 150g |
生シイタケ | 2個(約40g) |
全卵 | 2個 |
出汁 | 300cc |
薄口醤油 | 小さじ1 |
酒 | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/4~1/3 |
(1) 菊菜はよく洗い、3等分程度に切っておく。シイタケは石づきを取り、5mm程度の幅に切る。
(2) 豆腐は3cm程度の長さ、1cm幅程度の短冊に切る。
(3) 昆布と鰹で出汁を取る。
(4) 鍋に出汁と調味料類すべてとシイタケ、豆腐を入れさっと煮る。味をみて、塩で調える。
(5) 菊菜を(4)に入れ、しんなりしたら溶き卵を流し入れ、蓋をして煮立ったら火を止め蒸らし、固める。
※ 豆腐はあまり分厚くならないように切ったほうが、味が馴染みやすく美味しいです。
※ 菊菜は煮すぎないように注意しましょう。
大和きくな
特徴 | 葉の切れ込みが深い中葉系と、独特の香りが柔らかい大葉系の両方の特徴をもつ、中大葉系の大和きくな。奈良県北部の生産農家で誕生し、いまでは全国にも出荷されています。シャキシャキとした歯ごたえ、何ともいえない菊の香は、まさに冬の味覚の代表です。 |
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旬 | 12月~3月 |
料理法 | 鍋物、すき焼き、おひたしなど |
生産地 | 曽爾村、奈良市、天理市など |
販売場所 | 奈良県内の大手量販店、スーパー、道の駅など |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006