新茶の香りと大和肉鶏の炒飯
掲載日:2012年6月19日
料理創作・監修/白水智子
大和茶の香りとほろ苦さが、大和肉鶏の濃い味とよく合います。それぞれの食材の良さが生きている炒飯です。
(2人分) 1人分536.3Kcal
ご飯 | 茶碗2杯分(400g) |
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大和肉鶏(もも肉) | 150g |
蕗 | 60g |
大和茶(粉茶) | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/2 |
薄口醤油 | 小さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
レモンの皮 | 少々(好みで) |
(1) 大和肉鶏は細かく切っておく。
(2) 蕗はさっと茹で冷水に取り、筋を取る。1cm幅程度の小口切りにする。
(3) レモンの皮(2×3cm)を細かく角切りにする。
(4) フライパンを温め、オリーブオイルを馴染ませ、大和肉鶏をしっかり焼き、塩をふる。
(5) 鶏肉に火が通ったら、ご飯を加え、よく炒める。
(6) ご飯がパラパラになったら、蕗と薄口醤油を入れさらに炒め、味をみる。薄い場合は塩を加える。
(7) 味が調ったら、粉茶を入れ、さっと炒める。
(8) 器に盛り、好みでレモンの皮を添える。
※粉茶が手に入らない場合は、大和茶の緑茶をミキサーにかけるか、すり鉢で細かくしてください。
※レモンの皮は好みで加えてください。より複雑な味と香りになります。
大和茶
特徴 | 大和茶は、大同元年(806)に弘法大師が唐から茶の種を持ち帰り、宇陀地方に植栽したのが始まりといわれています。現在奈良県は全国第6位の茶葉生産を誇っています。煎茶・番茶・玉露・ほうじ茶・玄米茶・かぶせ茶など、さまざまな種類のお茶が生産され、健康飲料としても注目を集めています。 |
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旬 | 新茶5月 |
料理法 | 飲料、天ぷら、和え物など |
生産地 | 奈良市東部地域(田原・柳生・大柳生・月ヶ瀬・都祁)、山添村、宇陀市 |
販売場所 | 県内各地 |
参照 |
大和肉鶏
特徴 | 名古屋種とニューハンプシャー種、シャモを交配した肉用鶏。第二次世界大戦前、奈良は日本の代表的な肉用鶏「やまとかしわ」の生産地として知られていました。120~140日かけて育てられた肉はほどよく脂がのり、歯ごたえと深いうまみがあり、昔ながらの味わい。ビタミンAや、ビタミンB群も豊富です。 |
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旬 | 通年 |
料理法 | 煮物、焼物、炒め物など |
生産地 | 奈良県北部、中部 |
販売場所 | 畜産ならショップ(葛城市山田123-2、平日/9時~18時、土日/7時~18時、水曜定休、TEL 0745-69-5300)ほか |
参照 | 奈良県畜産農業協同組合連合会 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006