ひもとうがらしと笠そばのサラダ風
掲載日:2011年8月10日
料理創作・監修/白水智子
(4人分)、1人分206Kcal
蕎麦(乾麺) | 160g |
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ひもとうがらし | 90g |
炒め用オリーブオイル | 大さじ1 |
紫玉葱 | 50g |
大葉 | 8枚 |
すだち | 2個 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
<かけ汁> | |
鰹出汁 | 200cc |
酒 | 30cc |
みりん | 大さじ1 |
薄口醤油 | 大さじ1.5 |
濃口醤油 | 大さじ2 |
さとう | 小さじ1/2 |
(1) 鰹出汁をとり、分量の調味料を入れ煮立たせ、冷ましておく。
(2) ひもとうがらしはヘタを取り、長いものは2~3等分に切っておく。
(3) 紫玉葱は皮を剥き、薄くスライスし、水でさらし、ざるに上げ水気を切る。
(4) 大葉は千切りにし、水でさらし、ざるに上げ水気を切る。
(5) すだちは、半分または、4等分に切っておく。
(6) フライパンにオリーブオイルを馴染ませ、(2)のひもとうがらしをさっと炒め、ボウルに上げておく。
(7) ひもとうがらしの粗熱が取れたら、(3)の紫玉葱も入れ、和えておく。
(8) 鍋にお湯を沸かし、蕎麦を茹でる。茹で上がったら、冷水でよくもみ洗いし、ざるに
上げ、しっかり水気を取り、(7)のボウルに入れ、オリーブオイルを入れ、混ぜる。
(9) 器に(8)のひもとうがらしと蕎麦を盛り、大葉、すだちをあしらい、出汁(1人当たり約大さじ4)をまわしかける。
※ひもとうがらしは炒めすぎないようにしましょう。色が鮮やかになれば大丈夫です。
※食べる直前に汁をかけてください。またすだちは好みで量を加減してください。
笠そば
特徴 | 三輪山の東、桜井市笠の標高400~500mの中山間地域で栽培されるそば。笠の気候が品質のよいそばを育んでくれる。種まきは8月中旬。9月中旬には15haの畑一面に、白いそばの花が咲き信州の高原のような風景が広がる。10月末に刈り取られたそばの実は、12月には新そばとしていただける。 |
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旬 | 新そば 12月~ |
料理法 | かけそば、ざるそばなど |
生産地 | 桜井市笠 |
販売場所 | 荒神の里・笠そば処(桜井市笠4408) |
ひもとうがらし
特徴 | 細くて長い姿かたちが特徴的なとうがらし。太さは直径5mmほど。とうがらしと名はつくが辛みの少ない品種で、皮もやわらかく食べやすい。ビタミンCやカロチン、食物繊維も豊富で、油との相性は抜群。盛夏には濃い緑色の実をたくさんつける。 |
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旬 | 7月~9月 |
料理法 | 炒め物、てんぷら、つけ焼き、煮ぴたしなど |
生産地 | 大和郡山市、天理市、橿原市など |
販売場所 | 奈良県内の道の駅、JAなどの朝市、スーパーなど |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006