大和いもと蟹の団子のおすまし
掲載日:2011年1月11日
料理創作・監修/白水智子
(4人分)、1人分 約61Kcal
大和いも | 120g |
---|---|
かに身 | 50g |
塩 | 少々 |
菜の花 | 適量 |
柚子 | 適量 |
出汁(鰹、昆布) | 700cc |
酒 | 50cc |
薄口醤油 | 小さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
(1) 出汁をとり、分量の酒、薄口醤油、塩で味を調える。
(2) 菜の花を出汁にくぐらせ、上げておく。
(3) 大和いもは皮をむき、すりおろす。
(4) かに身はキッチンペーパーで水気をしっかり取る。
(5) ボウルに(3)と(4)、塩少々を入れ、よく合わせる。
(6) 鍋にお湯を沸かし、(5)を大さじ1杯ずつ落とし、静かに3分程度ゆでる。ふっくらと膨らんできたら、器にとり、菜の花を添え、出汁をはる。柚子の皮をあしらう。
※大和いもをゆでるときは、あまり沸騰させないほうがきれいに仕上がります。
※お団子はラップで巾着様に包み、レンジで加熱(600Wで約40秒)しても簡単にできますが、仕上がりの食感が少し固くなります。
※かに身が手に入らないときは、梅干の実をたたいて混ぜても美味しいです。
大和いも(やまといも)
特徴 | 薯蕷(じょうよ)と呼ばれ、ナガイモが渡来する以前から山に自生していたヤマノイモ。「東大寺正倉院文書」には、薯蕷が当時、高級食材であったことが書かれている。球形をしたイモには、黒皮の大和薯(いも)、白皮の伊勢薯があるが、大和産は形がととのって凸凹が少なく、肉が緻密でねばりけが大変強い。 |
---|---|
旬 | 11月~2月 |
料理法 | やまかけ、薯蕷まんじゅうなどの和菓子の材料など。介護食にも最適 |
生産地 | 天理市、御所市など |
販売場所 | ■天理ほのぼの市(Aコープ櫟本東店内) |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006