宇陀金ごぼう、煎り黒豆、スペアリブの赤ワイン煮
掲載日:2010年12月14日
料理創作・監修/白水智子
(4人分)、1人分 781Kcal
豚スペアリブ | 8本 |
---|---|
煎り黒豆 | 60g |
宇陀金ごぼう | 120g |
月桂樹の葉 | 2~3枚 |
オリーブオイル | 適量 |
ハーブ類 | |
水 | 150cc |
赤ワイン | 150cc+100cc |
塩 | 小さじ1弱 |
薄口醤油 | 小さじ1.5 |
黒胡椒 | 適量 |
(1) スペアリブは、分量の水、赤ワイン150cc、塩で煮る。沸騰したら、アクを丁寧に取り、軟らかくなるまで弱火で茹でる(1時間30分から2時間)。
(2) 一晩冷たい場所に置き、表面に固まった脂を取る。
(3) 金ごぼうは、よく洗い、斜めに少し厚めに切り、さっと水にさらす。
(4) (2)の鍋に、赤ワイン100cc、月桂樹の葉、煎り黒豆、金ごぼう、薄口醤油を入れ、ごぼう、豆が軟らかくなるまで煮る(水分が足りない場合は赤ワインを足す)。味を見て、薄い場合は塩で調整する。
(5) 出来上がったら、器に盛り、オリーブオイル小さじ1程度をまわしかけ、黒胡椒を挽く。あれば、ハーブ類をあしらう。
※一人当たりのカロリーは高めですが、脂を取ってしまうので、実際は低くなります。
※煎り黒豆の煎った香りが苦手な方は、茹でたものを使ってください。
※金ごぼう、黒豆共に宇陀の特産品です。
宇陀金ごぼう(うだきんごぼう)
特徴 | 雲母(キララ)を多く含んだ粘土質の土壌で栽培されるため、皮に付着した雲母が光るのが特徴。「金ごぼう」の名前もここに由来し、正月の縁起物でもある。もともと明治の初めころから「大和」「宇陀」の名前で京阪神に知られていた「宇陀牛蒡」。宇陀の昼夜の寒暖差が育てた柔らかく香り高い肉質がたいへん美味。 |
---|---|
旬 | 12月~3月 |
料理法 | たたきごぼう、煮しめ、きんぴらなど |
生産地 | 宇陀市など |
販売場所 | 阿騎野新鮮野菜直売所(道の駅「宇陀路大宇陀」内) |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006