大和丸なすのパン粉焼き 茗荷味噌(みょうがみそ)を添えて
掲載日:2010年7月9日
料理創作・監修/白水智子
(3~4人分)、1人分 180Kcal
大和丸なす | 1個 |
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塩 | 適量 |
小麦粉 | 適量 |
パン粉(細目) | 適量 |
溶き卵 | 1/2個分 |
オリーブオイル | 適量 |
茗荷味噌 | |
花みょうが | 3個 |
赤味噌 | 大さじ1強 |
粉山椒 | 少々 |
(1) 丸なすはヘタを落とし、下の部分も平らになるよう、少し落とす。2cm位の厚さ(3~4等分)に輪切りにし、両面軽く塩をふり、しばらく置く。
(2) 水分とアクが出てきたら、水でさっと洗い、キッチンペーパー等でしっかり水気を取る。
(3) (2)の丸なすの上下(断面)にのみ、小麦粉、溶き卵、パン粉をつける。
(4) 蓋付のフライパンまたは鍋を熱し、フライパンまたは鍋の底に、すべてオイルがまわる程度の量のオリーブオイルを入れる。
(5) 丸なすを並べ、蓋をして、最初中火で焼き色がついてきたら、弱火にしてしばらく焼く。焼き面が狐色になったら、裏返し、同様に焼く。
(6) 茗荷味噌は花みょうがを5mm角程度の粗微塵に切りボウルに入れ、赤味噌、粉山椒を加え、よく混ぜ合わせる。
(7) 焼きあがった丸なすをキッチンペーパーに取る。
(8) 器に盛り、茗荷味噌を添える。
※ 丸なすはヘタに太いトゲがあるので、注意しましょう。
※ 丸なすの皮の部分に衣を付けないようにしましょう。
※ 茗荷味噌は時間が経つと花みょうがから水分が出るので、いただく直前に和えましょう。
※ ウスターソースもよく合います。
※ 焼きたて、熱々を是非どうぞ!
※ 他の揚げ物料理をするときに一緒に揚げてもおいしくできます。
※ 少ない油で蒸し焼きにするので、油っぽくなくヘルシーに仕上がります。
※ 茗荷味噌の花みょうがも大和伝統野菜です。
大和丸なす(やまとまるなす)
特徴 | 丸々と太り、つやのある紫黒色と、ヘタに生えた太いトゲが特徴の大和丸なす。肉質はよくしまって煮くずれしにくく、焼いても煮てもしっかりとした食感がありますが、皮はやわらかです。なすはすでに平城京の時代には栽培されており、正倉院文書にも、天平勝宝2年(750)の6月になすを進上したという記録が残っています。 |
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旬 | 7月~9月 |
料理法 | 焼き物、煮物など |
生産地 | 大和郡山市、奈良市、斑鳩町 |
販売場所 | 朝採り市場大御門 |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006