大和丸なすの抹茶みそ田楽
掲載日:2016年6月13日
料理創作・監修/白水智子
ぽってりとした大和丸なすとほんのり抹茶の香りと甘い味噌、ほろ苦さが大人の味の田楽です。大和茶の風味も生かされています。
2人分(1人分54.5Kcal)
大和丸なす | 大サイズ1/2個 1.5cmから2 cm幅の輪切り2枚 |
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オリーブオイル | 大さじ3 |
白みそ | 大さじ1強 |
みりん | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1/2 |
抹茶 | 小さじ1/2 |
湯 | 小さじ1 |
緑茶 | 好みで少々 |
(1) 丸なすは1.5 cmから2 cm幅の厚さの輪切りにする。
(2) フライパンに分量のオリーブオイルをなじませ、(1)の丸なすを焼く。弱火~中火で蓋をして軟らかくなるまで両面をじっくりと焼く。
(3) ボウルに抹茶と湯を入れ、だまにならないよう、よく練り合わせる。分量の白みそも加えてさらに練り合わせる。
(4) みりん、砂糖も加えてよく合わせる。
(5) 焼きあがった丸なすを器に移し、抹茶みそをたっぷりのせる。好みで緑茶を細かくしてあしらう。
大和丸なす
特徴 | 丸々と太り、つやのある紫黒色と、ヘタに生えた太いトゲが特徴の大和丸なす。肉質はよくしまって煮くずれしにくく、焼いても煮てもしっかりとした食感がありますが、皮はやわらかです。なすはすでに平城京の時代には栽培されており、正倉院文書にも、天平勝宝2年(750)の6月になすを進上したという記録が残っています。 |
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旬 | 7月~9月 |
料理法 | 焼き物、煮物など |
生産地 | 大和郡山市、奈良市、斑鳩町 |
販売場所 | 朝採り市場大御門(大和郡山市美濃庄町23、9時~17時営業、年末年始休み、TEL0743-55-5767) |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和茶
特徴 | 大和茶は、大同元年(806)に弘法大師が唐から茶の種を持ち帰り、宇陀地方に植栽したのが始まりといわれています。現在奈良県は全国第6位の茶葉生産を誇っています。煎茶・番茶・玉露・ほうじ茶・玄米茶・かぶせ茶など、さまざまな種類のお茶が生産され、健康飲料としても注目を集めています。 |
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旬 | 新茶5月 |
料理法 | 飲料、天ぷら、和え物など |
生産地 | 奈良市東部地域(田原・柳生・大柳生・月ヶ瀬・都祁)、山添村、宇陀市 |
販売場所 | 県内各地 |
参照 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006