豚肉の奈良漬大根おろし添え
掲載日:2016年5月10日
料理創作・監修/白水智子
奈良漬が調味料になった一品です。カリッとした食感も楽しく、いつもの大根おろしもグレードアップします。
2人分(1人分252.4Kcal)
豚肉 しょうが焼き用 | 4枚(100g程度) |
---|---|
塩、酒 | 少々 |
大根 | 270g |
奈良漬(瓜) | 20g |
酢 | 小さじ2 |
塩 | 一つまみ |
片栗粉、小麦粉 | 大さじ1 |
オリーブオイル | 小さじ2 |
木の芽 | 適量 |
(1) 豚肉は半分に切り、軽く塩と酒をふっておく。
(2) 大根は皮をむき、おろし、軽く水気を切り、ボウルに入れる。
(3) (2)のボウルに3mm角程度に切った奈良漬と分量の酢、塩を入れ、混ぜておく。
(4) フライパンを温め、オイルを馴染ませ、片栗粉、小麦粉を合わせた粉をまぶした豚肉を焼く。
両面、しっかり焼いたら、キッチンペーパーを敷いたお皿にあげる。
(5) お皿に豚肉を盛りつけ、上にたっぷりと(3)の大根おろしをのせ、木の芽をあしらう。
※大根おろしは絞らず軽く水気を取りましょう。
※木の芽がない場合は七味唐辛子でもいいです。
奈良漬
特徴 | 白瓜やきゅうり、すいかなど塩漬けにした野菜や果物を、酒粕を替えながら漬ける乳酸菌豊富な漬物。奈良時代にはすでに食されており、平城京出土の木簡にも「加須津毛」(かすづけ)の名前が記されています。浅漬けや古漬け、また刻んだものなど、素材はもちろん漬け方や食べ方もバラエティー豊かな奈良の名物。同様の製法は全国に広がり、「奈良漬」の名前で親しまれています。 |
---|---|
旬 | 通年 |
料理法 | 生食、お茶漬けなど |
生産地 | 奈良県内 |
販売場所 | 奈良県内土産物店、スーパーなど |
参照 | 「奈良県公式HP」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006