大和肉鶏の結崎ネブカあんかけ
掲載日:2018年10月18日
料理創作・監修/白水智子
結崎ネブカの風味と食感が楽しく、たくさんいただけるお料理です。大和肉鶏との相性も抜群。限られた季節の楽しみです。
2人分(1人分396Kcal)
大和肉鶏もも | 280g |
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塩 | 少々 |
小麦粉 | 大さじ2 |
サラダ油 | 大さじ1 |
結崎ネブカ | 60g(2本程度) |
おろししょうが | 好みの量 |
水 | 50㏄ |
酒 | 30㏄ |
みりん | 20㏄ |
薄口醤油 | 小さじ2 |
水溶き片栗粉 | 適量 |
(1)大和肉鶏は食べやすい大きさに4等分程度に切る。軽く塩をふり、小麦粉をはたく。
(2)結崎ネブカは斜めにスライスする。
(3)フライパンを温め、サラダ油を馴染ませ、(1)の大和肉鶏を皮目から焼く。蓋をして、上面が白っぽくなるまで焼き、裏返して火を通す。
(4)焼けた鶏肉を取り出し、分量の水、酒、みりん、薄口醤油を入れ、(2)の結崎ネブカも入れ、色が変わるまで火を通す。水溶き片栗粉でとろみをつけ、火を止める。
(5)お皿に鶏肉を盛り、結崎ネブカのあんをたっぷりかけ、おろししょうがを添える。
大和肉鶏
特徴 | 名古屋種とニューハンプシャー種、シャモを交配した肉用鶏。第二次世界大戦前、奈良は日本の代表的な肉用鳥「やまとかしわ」の生産地として知られていました。120~140日かけて育てられた肉はほどよく脂がのり、歯ごたえと深いうまみがあり、昔ながらの味わい。ビタミンAや、ビタミンB群も豊富です。 |
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旬 | 通年 |
料理法 | 煮物、焼物、炒め物など |
生産地 | 奈良県北部、中部 |
販売場所 | 畜産ならショップ(葛城市山田123-2、平日/9時~18時、土日/7時~18時、無休〈年末年始除く〉、TEL 0745-69-5300)、県内大手スーパー、道の駅ほか |
参照 | 「奈良県畜産農業協同組合連合会」 |
結崎ネブカ
特徴 | 江戸時代からネギの産地として知られた川西町結崎。結崎ネブカは葉が柔らかいために折れやすく一時は市場から姿を消しましたが、農家が自家栽培していた品種をもとに復活させました。甘みが強く煮炊きものに適しています。 |
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旬 | 10月~2月 |
料理法 | 煮炊き、焼きものなど |
生産地 | 川西町 |
販売場所 | JAならけん にこにこ農産物直売所 |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006