夏の大和野菜グリーンカレー つけ素麺
掲載日:2018年7月19日
料理創作・監修/白水智子
ココナッツミルクに代わり、豆乳仕立てなので、夏野菜の風味がより一層生きています。お素麺であっさりと。
2~3人分(1人分337.5Kcal。2人分として計算した場合)
鶏むね肉 | 100g(皮無) |
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ナス | 1本 150g |
半白きゅうり | 1本 120g |
ミニトマト赤・黄 | 各3個 |
大葉 | 6枚 |
三輪そうめん | 2束 100g |
豆乳 | 200㏄ |
水 | 150㏄ |
グリーンカレーペースト | 小さじ2 |
ナムプラー | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
サラダ油 | 小さじ1 |
(1)鶏むね肉は1㎝程度の厚さのそぎ切り、ナスはヘタを取り、縦半分に切り1㎝幅程度の半月に切る。半白きゅうりは、ヘタを取り乱切り、ミニトマトは1/4に切る。大葉は千切りして水に放す。
(2)鍋を温めサラダ油を馴染ませ、グリーンカレーペーストと、鶏肉を入れ炒める。軽く炒まったら、ナス、半白きゅうり、分量の水を入れ、鶏肉に火が通るまで煮る。
(3)火が通ったら、ミニトマト、豆乳、ナムプラー、砂糖を入れ、ひと煮立ちさせる。味をみてナムプラーで調整する。
(4)鍋にお湯を沸かし、素麺を茹でる。茹で上がったら冷水に取り、しっかり洗い、水気をきって、器に盛る。大葉をあしらう。(3)のカレーも器によそう。
※豆乳を入れてからは強火でぐらぐら煮立てないようにしましょう。
※ミニトマトの代わりに普通のトマトの乱切りでも大丈夫です。
※上記以外の好みの野菜を加えてもいいです。
三輪そうめん
特徴 | 奈良時代、三輪の大神神社の神主が村人に製法を教えたとも、中国の唐菓子の一種が変化したとも伝わる三輪そうめんは、奈良の特産品の代表格。極寒の冬に手延べで作られる素麺は、職人の経験と技とが光る、舌触り、歯ごたえすべて最高級の製品です。 |
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旬 | |
料理法 | 冷やし素麺、にゅうめんなど |
生産地 | 桜井市三輪 |
販売場所 | 桜井市三輪周辺 |
参照 | 奈良県三輪素麺工業協同組合 |
半白きゅうり
特徴 | きゅうり本来のほろ苦さと歯切れの良い食感が楽しめます。生食での利用の他、皮が薄く、熱を加えても食感が変わらないのが特徴で、独特のシャキシャキ感があります。かつては大和で“きゅうり”といえば白色が主流でしたが、栽培に手がかかるため管理が楽な青きゅうりに押され、市場から姿を消してしまいました。その後、自家栽培だけで細々と栽培されていた半白きゅうりでしたが、近年品種改良され、再び脚光を浴びるようになっています。 |
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旬 | 4月~7月 |
料理法 | 生食、漬け物、炒め物、煮物など |
生産地 | 葛城市、大和郡山市 |
販売場所 | 朝市アグリマート新庄 |
参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006