柿茶にゅうめん
掲載日:2017年12月19日
料理創作・監修/白水智子
年末年始の疲れたお腹にやさしいにゅうめんです。ご馳走をいただいた後の〆にぴったり。汁は焙煎柿葉茶。梅干しがアクセントに。さっとできる、あったかメニュー。
材料2人分(1人分191.5Kcal)
三輪そうめん | 50g |
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柿の葉茶薪火焙煎 | 8g |
水 | 400㏄ |
薄口醤油 | 小さじ1 |
塩 | ひとつまみ |
梅干し | 小2個 |
とろろこんぶ | 適量 |
(1) お茶パックに柿の葉茶薪火焙煎を入れる。
(2) 鍋に分量の水を入れ沸かし、(1)のお茶パックを入れ煮だす。薄口醤油、塩で調味する。
(3) 鍋にお湯を沸かし、そうめんを茹でる。茹で上がったら、ざるに取り、冷水で洗う。
(4) 器にそうめんを入れ、(2)の汁を張る。梅干し、とろろ昆布を添える。
三輪そうめん
特徴 | 奈良時代、三輪の大神神社の神主が村人に製法を教えたとも、中国の唐菓子の一種が変化したとも伝わる三輪そうめんは、奈良の特産品の代表格。極寒の冬に手延べで作られる素麺は、職人の経験と技とが光る、舌触り、歯ごたえすべて最高級の製品です。 |
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旬 | |
料理法 | 冷やし素麺、にゅうめんなど |
生産地 | 桜井市三輪 |
販売場所 | 桜井市三輪周辺 |
参照 | 奈良県三輪素麺工業協同組合 |
柿の葉茶
特徴 | 柿の葉にはさまざまな栄養や効能があることが昔から知られてきました。ポリフェノールの一種、タンニンを多く含み、抗菌・抗酸化作用に優れ、柿の葉寿司などの伝統食品にも用いられています。柿の葉のお茶も昔から親しまれてきた楽しみ方の一つ。今回は薪火焙煎した茶葉を使用。ほうじ茶のような深みと豊かな味わいが広がります。 |
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旬 | |
料理法 | お茶、茶粥ほか |
生産地 | |
販売場所 | 天理駅前コフフンショップほか奈良県内の取扱店 |
参照 | 「SОUSUKE」 HP |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006