竹アーティスト 三橋 玄さん
三橋玄さんは、竹を使った新たなジャンル、『巨大造形アート』の第一人者。 | <プロフィール> <これまでの代表的な作品> <Webページ> |
取組内容
人と自然との調和と共生
体で感じられるような巨大な作品。細く割った竹を、空中に張ったワイヤーと組み合わせ、空間に繊細な形を描いています。 テーマは「いのちのかたち」。三橋さんは作品に「空を流れる雲を眺めながら『あ、○○だ』と空想した子どもの時のように、観る人が自由に「何か」を見てほしい」との思いを込めて、角度によって見た目を変化させ、人も自然も生きているうちは動き、一つにとどまらないことを訴えています。彼の作品は観る人の想像力に補われて完成します。 |
竹の國 町屋
三橋さんが代表を務める団体「竹の國」は美しい竹林を作り、竹の多様な利用を研究することを目的に活動しています。 その「竹の國」が、2016年桜井市内の町家を改修して、「竹の國 町屋」をオープンさせました。 内装に竹が使用されており、とても落ち着く空間に生まれ変わりました。地域交流の拠点となり、竹製品の工房や教室として利用されています。 |
茶室にて
三橋さんの挑戦は止まりません。「竹の國」において竹とお茶との深い繋がりに気付いたことから、昨年からお茶も始められました。最近では大和郡山の老舗の和菓子店「菊屋」さんの茶室で「水の循環」をテーマにした竹アートの展示と、竹の茶道具を制作し、展示販売されました。三橋さんのお点前で銘菓をいだだく、素敵なおもてなしをされていました。 茶室と竹アート。伝統を重んじながらも格式に囚われず、いろんな方とのご縁で活躍の場はどんどんと広がっています。 |
2017年4月7日から9日まで橿原神宮で開催される神武祭にも出展されます
2017年春の神武祭に竹アート「金鵄」を奉納。天から舞い降りて金色の輝きを放ち、神武天皇を勝利に導いたというトビ。橿原神宮外拝殿前に展示。夜間はライトアップもあります。 (神武祭ホームページ) |