橿原市今井町を全国へ向けて発信!若林稔さん
着物のよく似合う若林稔さん。 | 〈プロフィール〉 |
取組内容
地域活動
平成6年からお茶の発祥地が奈良県であると提唱し、今井出身の大茶人・今井宗久を町おこしの軸として、「今井町並み散歩」イベントを発案・実施、毎年4万人以上の観光客を集めるなど春のイベントとして定着させており、最近は当行行員も若林さんの呼びかけで多数参加して、盛り上げに一役買っています。また、平成19年からは、地域の夏の風物詩に育てあげられた「今井灯火会」も主催されるなど、地域の住民が楽しめるイベントに仕上げてこられました。 |
子供たちとの関わり
地元の今井小学校6年生を対象に、重要伝統的建造物群保存地区の先進地である今井町への理解を深めるための授業を受け持ち、今井町保存の大切さや重要文化財民家での竈体験学習を通して、地域の伝承に尽力されると同時に教科書にも採択されるなど県下の児童教育にも寄与されています。 |
学生との交流
平成14年から地域づくりの勉強の場として、自宅に大学生や留学生を多数受け入れ、今井町を舞台に実践指導を行っておられます。平成26年からは、奈良県立医科大学と共同で、癒しの町・今井町、医学と共存できる今井町を推進する傍ら、地元の順明寺で「着物でジャズ」イベントを主催するなど、若者も集う町づくりにも着手されています。また、平成27年からは帝塚山大学で地域づくり・町づくりの講義を持つなど、今井町を中心テーマにして、次代を担う若者への教育にも熱心に取り組んでおられます。 |