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よりみち♪ならまち♪路地さんぽ

掲載日:2025年4月21日

飛鳥時代に創建された元興寺(がんこうじ)の旧境内を中心に発展した「奈良町」。境内の敷地が縮小されていく過程で、空いた土地に町家や商家が建てられ、現在の奈良町が形作られました。江戸時代には、町は碁盤の目状に整備され(町割り)、住居と商業が共存する町並みが構築。こうして現在に通じる「奈良町」が形成されました。奈良町は、北の「奈良きたまち」、南の「ならまち」、京終駅周辺の3つのエリアに分けられ、それぞれまちづくりが行われています。今回は、歴史的な町並みが残る人気エリア「ならまち」をご紹介しましょう。

①路地裏に佇む本格デザートカフェ「Karamell(キャラメル)」

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②甘くて香ばし~い“おやつ”の香りに誘われて・・・「OYATSUYA 323」

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③つぶらな瞳がたまらない!可愛いキャンドルたちに会いたくて「canata conata」

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①路地裏に佇む本格デザートカフェ「Karamell(キャラメル)」

近鉄奈良駅から徒歩約7分、観光客で賑わう商店街から恵比寿通りと呼ばれる細い路地に入ると1件の古民家カフェを発見。

今年でオープンして10年目になる、本格デザートが人気のカフェ「Karamell」です。ここでは、フランス菓子や、ウィーン菓子をメインに、オリジナリティに溢れた本格的なデザートを楽しめます。
オーナーパティシエの村岡さんは、洋菓子の本場フランス・パリでの修行経験や、国内ホテルのシェフとして製菓部門を担当してきた経験や技術を活かし、パティシエ人生の集大成としてこのお店を構えました。

店内は木のぬくもりを感じるあたたかな雰囲気で、ゆったりとした時間が流れています。「都会にはない落ち着いた環境で洋菓子を広められないかと思い、ならまちの路地にある築50年ほどの古民家をリノベーションしました。人通りの多い場所ではないけれど、路地を通りかかってお店を見つけた観光客や、地元客の口コミで来て下さるお客様も多く、この場所に決めてよかったなと思っています」と村岡さんは話します。

デザートがメインのカフェですが、数量限定でランチメニューもあるということで、ランチとデザートプレートの両方をいただきます♪ランチメニュー(1100円)はカレーとキッシュの2種類。今回はキッシュのランチを注文しました。
キッシュの生地はサクサクと軽く、チーズが濃厚でとってもクリーミー♡さっぱりドレッシングのサラダに、フルーツ、セットの小菓子とデザートのキャラメルジェラートまでペロリと食べてしまいました。

デザートプレート(1000円)は、3ヶ月ごとにローテーションでメニューが変更されます。今回いただいたのは『シェーンブルントルテ』。キャラメルクリームとココアのスポンジが層になっていて、ほろ苦いキャラメルソースがかかったケーキです。名前の通り、ウィーンにあるシェーンブルン宮殿の外観を模しています。パリパリとしたチョコの食感としっとりした記事の食感がよく、甘さとほろ苦さのバランスが絶妙♪この生地のしっとり感はドイツ菓子の特徴なのだそう。フルーツやシャーベット、可愛らしい「カメクッキー」がついた満足感たっぷりの一皿です。

プレートに添えられているオリジナルのお菓子「カメクッキー」や「らほつパイ」も店頭で購入することができます。ケーキのテイクアウト販売もありますよ♪

<Karamell DATA>

TEL 090-7344-3760
住所 奈良市南市町14-5
アクセス 近鉄奈良駅から徒歩約7分
駐車場 なし(近隣のコインパーキングをご利用ください)
時間 11:00~18:00
定休日 水曜休み・不定休

②甘くて香ばし~い“おやつ”の香りに誘われて・・・
「OYATSUYA 323」

路地裏を歩いていると、どこからともなく焼菓子の香り…たどり着いたのは、小さな「おやつや」さん!その名も「OYATSUYA 323」さんです。歴史あるならまちに溶け込んだパリ風の外観に心がおどります。

扉の向こうには、キュートなスイーツがずらり!マドレーヌには「アナドレーヌ」、一口サイズのスコーンには「スコーンのはしっコーン」・・・ユニークなネーミングにもクスッとなります♪ネーミングは店主の筒井光海(みつみ)さんのアイデア。ホテルのパティシエとして培った技術と、抜群のユーモアセンスが、おやつに込められているんですね。

散策の疲れを癒すなら、カフェスペースへ!おすすめのメニューのひとつが、「レモンケーキ」(280円)です!一口ほおばると、ジュワ~ッとレモンの香り…なんて爽やかなの~!ほどよい甘さのアイシングがレモンの酸味を優しく包み、つい「もうひとつ…」と手が伸びそう!筒井さんが何度も試作を重ねてたどりついたというこのお味。多くのお客様が買いにいらっしゃるほど人気なのもうなずけます。

もうひとつは、大仏様のお顔をかたどったクッキーがいただける、その名も「大仏キャラメルバターサンドクッキー」(320円)です。見た目のインパクトもビックリだけど、口にすると再びビックリ!バタークリームとサクサクのクッキーの相性がバツグン!クリームがたっぷりサンドされているのでボリュームも満点です。ご一緒に、こだわりのコーヒーもどうぞ。深みとコクのある味わいが、おやつの風味を高めてくれますよ。

店内には黒く大きな梁や柱。「うなぎの寝床」と呼ばれる奥行きのある長屋づくり。古民家の風合いと、路地裏特有の静けさも「OYATSUYA 323」さんの魅力なのです。

お土産におやつをセレクトするもよし。散策のお供にテイクアウトするのもよし。「OYATSUYA 323」さんでは、思い出に残る“ならまち時間”が過ごせますよ。

〈OYATSUYA 323 DATA〉

TEL 0742-95-9963
住所 奈良市餅飯殿町27-1
アクセス 近鉄奈良駅より徒歩約分
駐車場

なし(近隣のコインパーキングをご利用ください)

時間

11:00-18:00

定休日 不定休(火・水・木) ※Instagramで営業日カレンダーをご確認ください
ホームページ

【ホームページ】https://oyatsuya323.studio.site/

【Instagram】https://www.instagram.com/oyatsuya323/?locale=ja_JP

③つぶらな瞳がたまらない!可愛いキャンドルたちに会いたくて「canata conata」

キャンドル屋「canata conata」さんは、伝統的な町家が立ち並ぶ元林院町(がんりいんちょう)の一角にあります。格子戸を開けると、土間が広がり、その奥には小さなキャンドルたちがズラリ!まるで物語の世界に迷い込んだかのような空間が魅力です。

季節の花、十二支の動物たち、スイーツ、果物など、どのキャラクターもとびきりキュート!なんと、全てのデザインからキャンドルの製作まで、店主の小林さんのオリジナルなんですって!お土産として特に人気があるのは、まぁるいフォルムで形どられた「奈良のシカ」シリーズ。お雛様になったり、紅白饅頭になったりと、季節にあわせた装いが特徴で、ユーモアに溢れています。「つぶらな瞳と、この表情がたまらない!」と観光客からも大人気です。

お客様の中には、お店を訪れるたびにひとつキャンドルを買い、自宅で少しずつコレクションしている方も多いのだとか。それぞれのキャンドルが旅の記憶として、暮らしの中にやさしく灯り続けているのですね。どのキャラクターにも、明るく、優しい小林さんのお人柄が表れているようです。
もし、「お土産どれにしよう?」と迷ったら、店主さんに相談を!時間を忘れちゃいそうになるほど、とっても楽しい時間が過ごせますよ♪

〈canata conata DATA〉

TEL 0742-24-8178
住所 奈良市元林院町35番地
アクセス 近鉄奈良駅より徒歩約12分
駐車場 なし(近隣のコインパーキングをご利用ください)
時間 11:00~17:00
定休日 月・火曜日
ホームページ https://ameblo.jp/canataconata/

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