奈良の風土を味わうフードフェス、開幕!~NMB48メンバー&奈良市観光大使の出口結菜さんによる実食レポート!~
掲載日:2025年3月4日
奈良の食材の魅力を存分に味わえるイベント「NARAD EAT FESTIVAL 2025」が、2025年2月2日(日)から3月31日(月)まで開催されます。奈良県内4市町村(奈良市・田原本町・明日香村・吉野町)の特産品を余すことなく堪能できるのが魅力です。
食べて、知って、楽しむ!奈良の味わいフェス
「NARAD EAT FESTIVAL 2025」
会場となるのは、奈良市観光センター「ナラニクル」内のカフェ&レストラン「CAFE ETRANGER NARAD(カフェ エトランジェ・ナラッド)」。スタッフたちが試行錯誤を繰り返して生み出したオリジナルメニューは、どれも素材の良さが引き出された逸品ばかり。地域の風土が生み出す特色ある食材と、その味わいを知ることで、奈良の食文化の奥深さを体感することができます。
【目次】
・奈良市:発酵文化が織りなす深い味わい
・田原本町:盆地で育った味わい豊かな特産品
・明日香村:飛鳥時代から続く伝統農業
・吉野町:吉野の自然が育む様々な食材
奈良市:発酵文化が織りなす深い味わい
◆素材:豊祝酒粕・古都華
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奈良漬、酒、醤油など、奈良は古くから発酵文化が発展してきた地域です。奈良市の銘酒「豊祝」はさらりとした口当たりが特徴。酒粕は、料理にコクと深みを与えます。奈良県で育成された「古都華」は、「古都・奈良を飾る新しい華になってほしい」と命名されたブランドいちご。糖度が高く、艶も美しく、香り豊かな味が特徴で、奈良市はもちろん、県内各地で栽培されています。 |
田原本町:盆地で育った味わい豊かな特産品
◆素材:田原本町産ほうれん草・大鉄砲豆冨
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奈良盆地の中央に位置する田原本町。盆地特有の寒暖差と、栄養分が多く含まれる土壌のおかげで、県内屈指の農作物の産地として知られています。特に、ほうれん草は甘みが強く、色も鮮やかなことから、様々な料理のアクセントとしても親しまれてきました。また、伝統的な製法で作られる「大鉄砲豆冨」は、滑らかな口当たりが特徴。大豆の味が濃いので、料理に使うとクリーミーな風味に仕上がります。 |
明日香村:飛鳥時代から続く伝統農業
◆素材:飛鳥自然薯『一白』
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明日香村は、古代から続く農業文化が息づく地域です。自然薯の「一白」は、強い粘りと豊かな風味が特徴で、希少価値の高い食材として知られています。同村は、いちごの産地としても知られ、12月から5月頃までいちご狩りが楽しめ、毎年県外からも多くの観光客で賑わいます。 |
吉野町:吉野の自然が育む様々な食材
◆素材:吉野MICA卵
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吉野川をはじめとする豊かな水源と広大な自然に恵まれた地域である吉野町。農作物をはじめ、酒、味噌、醤油などの醸造も盛んな地域です。「吉野MICA卵」は、黄身が濃厚で、コクのある味わいが特徴。自然の中で育った「大和肉鶏」は、歯ごたえがあり、深い旨みが絶品です。 |
ここでしか味わえない!期間限定の絶品メニュー
◆田原本町産ほうれん草と大鉄砲豆冨のキッシュ/田原本町 (1,080円)
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〈シェフからのメッセージ〉 ほうれん草と豆腐の組み合わせは意外かもしれませんが、豆腐のクリーミーさがキッシュ全体をまろやかにしています。 |
◆大和ポークと大鉄砲豆乳、豊祝酒粕のラグー/奈良市・田原本町 (2,750円)
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〈シェフからのメッセージ〉 大和ポークは甘みがあり、酒粕との相性が抜群です。豆乳と合わせることで、柔らかに仕上げました。 |
◆明日香村産自然薯と田原本町産ほうれん草のニョッキ/田原本町・明日香村 (1,650円)
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〈シェフからのメッセージ〉 自然薯は粘りが強いため、通常のじゃがいもで作るニョッキとは異なり、小麦粉の量を調整しながら試作を重ねました。 |
◆吉野MICA卵と奈良県産しいたけ、大和肉鶏のビスマルク/吉野町 (2,200円)
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〈シェフからのメッセージ〉 MICA卵は普通の卵よりも焼けにくいので、半熟具合をキープするために細かく調整しました。 |
◆古都華と豊祝酒粕のオペラ仕立て/奈良市 (990円)
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〈シェフからのメッセージ〉 酒粕に苺のゼリー&ムースを重ねることで、甘さと酸味の絶妙なバランスのスイーツに仕上がりました。〈出口さんの食レポ〉 |