洞川地区
掲載日:2006年8月1日
奈良県南部、吉野郡天川村の北東部に開けた町、洞川。標高820m、東に修験道の聖地・大峯山系を望み、大峯登山に訪れる修験者たちの基点として、今もなお厳かな雰囲気を漂わせている。町の中心を流れる山上川にはアマゴやニジマスなどの魚影も見られ、川に沿って立ち並ぶ旅館街は、静かでどこか懐かしい。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも含まれる洞川と、涼しい夏を満喫させてくれる豊かな自然とを訪ねた。
黒滝支店のオススメ!
関西最大クラスの鍾乳洞と名水「ごろごろ水」
天川村洞川観光の窓口としてシーズンを問わず賑わっている、国道309号沿いの道の駅「吉野路黒滝309」。北欧風の赤い屋根が目印だ。この道の駅に併設する南都銀行黒滝支店のオススメが、洞川の自然と史跡めぐり、そして温泉。奈良県の天然記念物で、関西でも最大級の「面不動(めんふどう)鍾乳洞」をはじめ、四季折々に美しい景観が楽しめる「みたらい渓谷」など、洞川には豊かな自然がいっぱい。日本名水百選にも選ばれたアルカリ天然水「ごろごろ水」も、ぜひ味わってほしいものの一つ。
また洞川は古くから霊場・大峯への基点として栄えた町。龍泉寺をはじめ、修験道に関わる歴史や文化が今でも息づいている。同じ天川村には日本三大弁財天の一つ、天河大弁財天社があり、こちらは南朝の香り漂う古社。そして最後に忘れてはならないオススメが「吉野路黒滝309」名物の「串こんにゃく(100円)」。もっちりとした食感のこんにゃくは食べ応え十分で、だしがよくしみ込みちょっぴり効かせた唐辛子も絶妙。この味目当てに道の駅に来る人も多い。天川村の自然、文化、味、そして「吉野路黒滝309」の絶品を、ぜひ一度味わってみてください。
名称 | 神功皇后陵(じんぐうこうごうりょう) |
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所在地 | 〒633-2164 吉野郡黒滝村長瀬22 |
問い合わせ先 TEL | 道の駅 吉野路黒滝309 0747-62-2456 |
休日 | 年末年始 |
料金 | 無料 |
拝観、開館、開園時間 | 道の駅・展示販売所/10:00~18:00 (駐車場、トイレ、公衆電話は24時間利用可) |
交通(マイカー) | 西名阪自動車道郡山ICから国道24号、169号、309号経由約80分 |
交通(公共交通機関) | 近鉄下市口駅から洞川温泉行または中庵住行きバスで約50分、黒滝案内センター下車 |
駐車場 | 普通車50台、大型5台、身障者用1台/無料 |