金勝寺
更新日:2016年7月19日
竜田川の峡谷を望む行基ゆかりの寺
真言宗室生寺派で竜田川の峡谷を望むところに建つ。創建は天平18年(746)。行基が春日神祠に参籠の折、夢に白髪の老人が現れて、「聖地に精舎を建てて衆生を救え」と命じたという。そのため聖武天皇の勅願によって金堂、講堂、護摩堂など大伽藍が築かれた。戦国時代に松永久秀の焼き討ちに遭い、伽藍を失い寺領までも没収されるが、筒井順慶らの尽力によって復興を果たす。文政年間に五ケ坊が廃絶、現在は真言院桜の坊が残る。境内奥の花崗岩の絶壁には線刻の不動明王など14体の石仏が刻まれる。石仏群の手前には、鎌倉後期の五輪塔があり、行基の供養塔といわれている。 |
名称 | 金勝寺(きんしょうじ) |
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所在地 | 〒636-0901 生駒郡平群町椣原53 |
TEL | 金勝寺 0745-45-0110 |
URL | http://www.kinsyouji.or.jp/ |
休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
拝観、開館、開園時間 | 境内自由 |
駐車場 | 有り/無料 |
交通(マイカー) | 第二阪奈道路壱分ランプから国道168号経由、約4km、約10分 |
交通(公共交通機関) | 近鉄元山上口駅から徒歩約10分 |