山田寺跡
更新日:2016年7月19日
往時の姿をとどめた古代寺院遺構
国の特別史跡。田園の高台にある古代寺院跡で、南から北へ伽藍が1列に並ぶ四天王寺式伽藍配置の基壇跡や礎石などが残るほか、近年の発掘調査では連子窓などが倒壊したままの姿形で出土した。案内板も完備されているので、往時の建物を想像しながら見学することができる。山田寺は、蘇我入鹿の従兄弟・蘇我倉山田石川麻呂(そがくらやまだのいしかわまろ)が皇極2年(643)に造営を開始した。大化5年(649)、石川麻呂が謀反の罪を着せられ自害したため、造営は一時中断されたが、皇室の援助により、7世紀後半に完成した。 |
名称 | 山田寺跡(やまだでらあと) |
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所在地 | 〒633-0045 桜井市山田944 |
TEL | 桜井市観光まちづくり課 0744-42-9111 |
休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
拝観、開館、開園時間 | 見学自由 |
駐車場 | 有り/無料 |
交通(マイカー) | 西名阪自動車道天理ICから国道169号、165号経由、約18km、約35分 |
交通(公共交通機関) | JR・近鉄桜井駅から飛鳥資料館前行き、石舞台行きバスで約10分、山田寺前下車、徒歩約3分 |