般若寺
更新日:2016年7月19日
十三重石塔がそびえたつコスモス寺
天平勝宝8年(756)の東大寺の古図にはすでに描かれ、奈良時代の創建とみられているが、立地上、幾度も戦禍に巻き込まれてきた。現在残る楼門(国宝)や経蔵は、鎌倉時代に叡尊(えいそん)と忍性(にんしょう)が復興したもの。シンボルの十三重石塔(重文)は、天平7年(735)、聖武天皇のとき、平城京の鬼門を鎮めるため、宋の石工である伊行末(いぎょうまつ)が作ったもので、昭和39年(1964)の解体修理のときに、内部から白鳳時代の金銅阿弥陀如来立像などが見つかった。秋のコスモスでよく知られる寺だが、境内を黄色一色に染める春のヤマブキも見事。 |
名称 | 般若寺(はんにゃじ) |
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所在地 | 〒630-8102 奈良市般若寺町221 |
TEL | 般若寺 0742-22-6287 |
URL | http://www.hannyaji.com/ |
休日 | 無休 |
料金 | 大学生・大人500円、中・高生200円、小学生100円 |
拝観、開館、開園時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 有り/無料(コスモスシーズン中は有料、大型バスのスペース無し) |
交通(マイカー) | 第二阪奈道路宝来ICから国道308号、369号経由、約8km、約15分 |
交通(公共交通機関) | JR・近鉄奈良駅から青山住宅行き、州見台八丁目行きバスで約10分、般若寺下車、徒歩約5分 |